パナソニック、新機能「おまかせ連写」を搭載したコンパクトデジカメ

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2010/07/30 19:05

 パナソニックは、連写速度を自動で設定する「おまかせ連写」機能を搭載した有効1410万画素のコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX700」を、8月20日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。

LUMIX DMC-FX700

 スリムなボディに、3.0型タッチパネル液晶とAVCHD形式でのフルハイビジョン動画撮影機能を搭載。ムービーも写真も、直感的なタッチ操作で簡単に撮影できる。

 同社のコンパクトデジタルカメラとして、初めて新開発の高速読み出し対応の1410万画素MOSセンサーを搭載することで高速連写を実現。コンパクトタイプでは最高レベルのメカシャッターで最高毎秒10コマの連写をはじめ、電子シャッターでは最高毎秒60コマの連写が可能となり、ゴルフのスイング、動き回るペットや子どもの一瞬の動きなどを捉えることができる。

 独自のフルオート機能「おまかせiA」時に、カメラが自動で被写体の動きを認識し、最適な連写スピードを設定する「おまかせ連写」機能を搭載。どのシーンで、どの連写スピードに設定すればいいか分からない場合でも、簡単に連写することができる。

 カメラまかせでシーンを自動で判別し最適な設定にする「おまかせiA」は、動画撮影時も使用可能。ムービーの音声にはドルビーデジタル方式を採用。さらにステレオマイクを内蔵しているので高品質で録音できる。

 6月に発売した「FX70」で好評だったタッチ操作に、静止画に加えて動画撮影中にもワンタッチでズーム操作ができる「タッチでズーム」機能を追加。動画撮影中でも液晶にタッチすることでシャッターを切る機能を搭載し、動画中の静止画同時撮影も可能になった。

 レンズは24mmと広角で、F2.2の明るさを実現した光学5倍ズームのLEICA DC VARIO-SUMMICRONレンズを搭載する。本体サイズは幅103.5×高さ55.8×奥行き24.5mm(レンズ突起部を除く奥行きは約22.6mm)、重さはバッテリ、メモリカードを含めて約176g。カラーは、エクストラブラック、ピュアピンクゴールド、ジュネスシルバー、シェルホワイトの4色。