ウェザーニューズ、今年も全国18万人と打ち水観測、携帯・PCサイトで公開

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2010/07/23 17:13

 ウェザーニューズは、打ち水の効果を検証する「打水感測2010」を7月23日に開始した。「打水感測」は今年で5年目。8月23日までの1か月間、全国18万人の一般リポーターとともに、打ち水前と後の気温変化や一人ひとりの体感変化、打ち水によって削減できるCO2などを調査する。

「打水感測2010」PCサイト

 「打水感測2010」は、自分で打ち水をして、その効果を検証するプロジェクト。携帯サイト「ウェザーニューズ」内のウェザーリポーターに登録している人であれば、誰でも参加できる。

 打ち水の結果は、携帯サイトからリポーターに報告してもらい、寄せられた情報は携帯サイトと専用のPCサイトでリアルタイムに公開する。携帯サイトとPCサイトでは、期間中に行われた打ち水のトータル数、打ち水後にエアコンを切った人のトータル数、打ち水で使用した雨水などの二次利用水、打ち水で削減できたCO2、その日の打ち水後に感じた体感を表した円グラフを確認できる。

 昨年は、打ち水後に気温が1-3度下がったという声が多く、「かなり涼しく感じた」「風がヒンヤリ感じた」などのコメントが多数届いた。

 「打水感測2010」で集めた貴重なデータは、気温と体感温度の関連性を解析し、今後のサービスに生かしていくほか、CO2の削減量などをエリアごとにまとめ、その特徴や効果を検証して記録として残す。

 また、取り組みの一環として、ヒートアイランド化が進む東京での打ち水効果を多くの人に感じてもらうため、7月30日の17:30-18:00に東京・丸の内で開催する「打ち水プロジェクト2010」に参加する。