NTTドコモは、富士通製のシニア向け携帯電話「らくらくホン」シリーズの新製品として、天気やニュースなどの情報を簡単に調べられる「らくらくサイトボタン」を備えた「らくらくホン7」を、7月23日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は新規契約で4万円台後半の見込み。

「らくらくホン7」が搭載するアプリ「高橋尚子のウォーキングクリニック」を監修した高橋尚子さんと、シリーズのイメージキャラクターを務める大竹しのぶさん

 「らくらくホン7」は、天気、ニュース、乗換案内、旅、グルメなど、生活に役立つ情報を簡単に調べることができる「らくらくiメニュー」に、ワンプッシュでつながる「らくらくサイトボタン」を備え、サイト閲覧が手軽にできる。 

らくらくホン7

「らくらくサイトボタン」を搭載(左)、「らくらくiメニュー」(右)

 「らくらくホン」シリーズとして、初めてデコメ絵文字を使ったデコメールに対応。文章に合わせてデコメや絵文字を自動的に追加する「おまかせ絵文字」機能を搭載し、簡単に楽しいメールを作成することができる。 

文章に合わせて絵文字を自動で追加してくれる

 ユーザーに合った情報を配信・表示する「iコンシェル」や、毎日の運動・食事を記録して健康をサポートする「i Bodymo」などのサービスに対応。「iコンシェル」は、他機種に比べて大きな文字で見やすく、光のガイドで使いやすくなっている。

 歩くフォームを診断し、正しい歩き方になるようにアドバイスする、元マラソンランナーの高橋尚子さん監修のアプリケーション「高橋尚子のウォーキングクリニック」をプリインストールする。 

高橋尚子さんが、画像とともにアドバイスをくれる

 有効810万画素のCMOSカメラを装備。風景、人物、夜景などのシーンを自動で認識して最適な撮影モードに切り替える「自動シーン認識」機能や、被写体が笑顔になると自動でシャッターを切る「笑顔撮影」機能を搭載する。

 「らくらくホン6」同様、防水・防塵性能を備える。通話機能では、周囲の騒音を感知すると自動で相手の声を強調する「スーパーはっきりボイス3」や、相手の話す声がゆっくり聞こえる「ゆっくりボイス」を搭載する。

 約3.0インチのメインディスプレイ、約2.0インチのサブディスプレイを搭載。外部メモリはmicroSD/SDHCカードに対応する。サイズは高さ110×幅50×厚さ15.5-19.0mm、重さ約123g。カラーは、ゴールド、ダークシルバー、ピンク、レッド。

 発表会で、NTTドコモの丸山誠治・プロダクト部長は「『らくらくホン』シリーズの累計販売台数は、2010年6月末で1780万台になった。当社の主力機種の一つだ」と語り、「『らくらくホン』は、ユーザーの声を端末に反映してきた。ユーザーから、携帯電話でのインターネット利用について、『操作が難しい』『使い方がわかならい』などの意見を多数いただいた。そこで、新製品では、簡単にiモードサービスを楽しめる「らくらくサイトボタン」を搭載した。より使いやすくなっている」と、新製品開発の背景を説明した。 

NTTドコモの丸山誠治・プロダクト部長(左)、富士通の佐相秀幸・執行役員副社長(右)

 富士通の佐相秀幸・執行役員副社長は、「当社は、10年度の携帯電話の販売目標として520万台を掲げ、『らくらくホン』シリーズで、うち200万台を目標としている。『らくらくホン』は、ものづくりの技術が凝縮している製品で、当社の携帯電話をけん引する役割を担っている」と、目標を語った。

 続いて高橋尚子さんがステージに登場。司会者に、「高橋尚子のウォーキングクリニック」を監修した感想、工夫した点について聞かれると、「健康づくりで大切なのはウォーキングだと思っている。走ることの基本は歩くことなので、私もずっとウォーキングを続けてきた。09年からアプリの制作に参加し、ウォーキングのノウハウや思いをすべて注ぎ込んだ。ぜひ『らくらくホン7』で楽しくウォーキングをしてもらって、健康を手に入れてほしい」とコメントした。 

アプリ制作にあたって、約1200件のウォーキングデータを解析したという高橋さん

 製品のイメージキャラクターには、引き続き俳優の大竹しのぶさんを起用。発表会に登場した大竹さんは、「『らくらくホン7』は、ボタンをポンッと押せば、いろいろな世界に飛べる。機械はわからない……と思わないで、『らくらくホン7』で新しいことを始めて人生を楽しみましょう」と、ユーザーにメッセージを送った。大竹さんが出演するテレビCMは、7月23日からオンエアされる。

自身も携帯電話からインターネットを利用するという大竹さん