ジャングル、G Data統合セキュリティソフトの最新版を発表、UIの改善など

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2010/07/15 13:03

 ジャングルは、7月15日、99.9%のウイルス検出率をうたう統合セキュリティソフト「G Data インターネットセキュリティ 2011」(G Data Software社製)のダウンロード版を発売した。価格はオープン。

 ラインアップと実勢価格は、1年版が2980円前後、2年版が4480円前後、3年版が5980円前後の見込み(すべて1台用)。パッケージ版の販売は、7月22日に開始する。 

統合セキュリティソフト「G Data インターネットセキュリティ 2011」

 「G Data インターネットセキュリティ 2011」は、ユーザーインタフェース(UI)を改良し、ウイルススキャンや更新などの基本操作がワンクリックでできるようになった。クラウド技術の導入によって、新たに発生した詐欺サイトを瞬時にブロック。スキャン処理の高速化やメモリ使用量の削減で、パフォーマンスの向上を図った。対応OSは、Windows 7/Vista/XP。 

UIを刷新した

 パッケージ版のラインアップと実勢価格は、1年版/1台用が3980円前後、1年版/3台用USBメモリ版が4980円前後、3年版/1台用が6980円前後、1年版/5台用が7480円前後、1年版/10台用が1万3800円前後、上位版の「G Data インターネットセキュリティプラス 2011」(1年版/3台用)が5980円前後の見込み。

 G Data Softwareの設立25周年を記念して、価格を抑えた「G Data インターネットセキュリティ 25周年キャンペーン版」(25か月/3台用)も投入する。実勢価格は4980円前後の見込み。 

G Data SoftwareのJag 山本社長

 7月14日の発表会で、G Data SoftwareのJag 山本社長は「当社の現在のメーカーシェアは1%強と、着実に伸びている。99.9%のウイルス検出率を前面に押し出して、年内には2%、来年は3%のシェアを獲得したい」と意気込みを語った。 

ジャングル、製品本部プロダクトマネージメント部の松下豊彦部長

 G Data Softwareの販売代理店であるジャングルの松下豊彦・製品本部プロダクトマネージメント部長は、「G Dataのセキュリティソフトを今後の商品展開での重要な柱にしていきたい」と、セキュリティ事業を拡大する方針を示した。