ソニー、色とデザインにこだわったホームノートPC、VAIO「Eシリーズ」など

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2010/02/16 16:21

 ソニーは、VAIOシリーズの2010年春モデルとして、15.5型ワイド液晶を搭載したノートPC「Eシリーズ」を2月27日に、13.1型ワイド液晶を搭載したモバイルPC「Zシリーズ」を3月6日に発売する。それぞれ店頭販売モデルと、CPUなどの仕様のカスタマイズが可能なVAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルを用意する。店頭販売モデルの価格はオープン。

VAIO Eシリーズ(ブラック・ホワイト・ピンク・ブルー・グリーン)

 「Eシリーズ」は、ガラスのような奥行きある光沢天板や、アイソレーションキーボード、グラデーションがかかった透明なパームレストなど、質感にこだわったデザインを採用。店頭販売モデルは、鮮やかな光沢のあるブラック・ホワイト・ピンク・ブルーの4色、VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデルは、これらに加え、光沢のあるグリーン、落ち着いたマットカラーのマットブラック・マットホワイトの計7色を揃えた。

 店頭販売モデルの実勢価格は、CPUにCore i5を搭載し、ブルーレイディスクドライブを装備した上位モデルが16万円前後、Core i3とDVDスーパーマルチドライブを搭載した下位モデルが14万円前後の見込み。

VAIO Zシリーズ

 「Zシリーズ」は、13.1型ワイド液晶を搭載したモバイルPC。独自開発の「ハイブリッドカーボン」と、切削加工で成型したアルミニウム素材、従来よりさらに軽い光学ドライブの採用などによって、堅牢性を維持しながら、本体重量約1.36kgという軽量化を実現した。

 液晶ディスプレイは、解像度1600×900ドット、NTSC比100%と高精細・広色域で、写真や動画を美しく鮮やかに表示する。CPUにCore i5-520M、グラフィックアクセラレータにGeForce GT 330M GPUなどを搭載し、高度なグラフィックス処理が可能。また、無線LANに加え、屋外で受信最大20Mbps、送信最大6Mbpsの高速通信が可能なWiMAX通信機能を標準搭載するなど、基本性能を強化した。

 使用時の周囲の明るさに応じて、画面の明るさを自動で調整する「照度センサー」も備える。店頭販売モデル「VPCZ119FJ/S」の実勢価格は、24万円前後の見込み。

 さらに、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデル限定で、プラスチック部品の約80%に再生プラスチック材料を使用するなど、環境負荷を軽減した10.1型ワイド液晶搭載のネットブック「Wシリーズ[エコボディモデル]」の販売を開始した。売り上げの一部(1台につき10ドル相当)は、環境保全団体WWFへの寄付にあてる。