2009年10月のビジネスソフトは、Windows 7発売が大きく影響し、本数、金額ともに前年を上回った。特に、OSソフト全体の販売本数は、Windows Vistaが発売された時期と比較しておよそ2倍まで伸び、盛り上がりを見せている。



 OSの前年同月比は本数で921.1%、金額では808.3%と大幅に拡大。この影響でビジネスソフト全体も、本数104.8%、金額119.8%とともに前年を上回る伸びを示した(図表1)。

 本数が前年を上回ったジャンルはOSのほか「統合」「教育・学習」。特に、統合ソフトでは、出荷期間が09年10月23日までで3万本の限定販売のマイクロソフトの「Microsoft Office Professional 2007 アカデミック 20周年記念パッケージ」が好調な売れ行きを示した。平均単価は1万8400円と低価格になっているため、金額増には結びつかなかったものの、本数では前年同月比で136.3%の大幅増になった。


 「Windows 7」は、機能の改善や基本機能の強化によって、Vista発売時以上の好調な滑り出しを見せた。Vistaが発売された07年1月のOSソフト販売本数を1.0とすると、09年10月はその2.7倍、07年2月と比較しても2.1倍とほぼ倍の水準(図表3)。Windows 7の発売効果は大きい。さらに、PCやPCパーツなど周辺ジャンルへの影響も予想される。11月以降もどこまで好調を継続できるかが焦点だ。(BCN・岩渕恵)


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