シャープ、8.5倍長時間録画を2番組同時にフルHDで可能に、AQUOSブルーレイ

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2009/09/24 21:55

 シャープは、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ」の新製品3機種を発売すると発表した。約8.5倍の長時間録画が可能で、フルハイビジョン(フルHD)画質のまま2番組同時に録画できるのが特徴。価格はオープン。実勢価格は、HDD容量が1TBの「BD-HDW50」19万円前後、500GBの「BD-HDW45」が14万円前後、320GBの「BD-HDW43」が12万円前後の見込み。いずれも10月24日に発売する。

BD-HDW50(上)、BD-HDW45(左下)、BD-HDW43

 HDDやBDの容量をより効率的に使うために、録画システム(MPEG-4AVC/H.264トランスコーダー)のアルゴリズムを最適化。デジタル放送の画質そのままに記録するダイレクト(DR)モードに比べ、約8.5倍の長時間録画が可能となり、50GBの2層BDを使用すると、最長約36時間も録画できる。

 3機種とも、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを各2基ずつ搭載し、デジタル放送の2番組同時録画が可能。2倍、3倍モードで録画した場合は、番組連動データやサラウンド音声もそのまま記録できる。

 さらに、2番組同時の長時間録画に対応。従来は必ず一方の番組がDRモードでの録画になってしまっていたが、新製品では、2番組とも長時間モードでの録画が可能になった。HDDへの2番組同時の長時間モード録画中でも、BDソフトの再生やHDDからBDへの高速ダビングも行える。

 また、「AQUOSファミリンクII」を新たに採用、同社製液晶テレビ「AQUOS」のリモコンだけでも簡単にレコーダーを操作できる。このほか、録画した番組を携帯電話に転送し、外出先で見られる「高画質 番組持ち歩き」や、予約情報が書き込まれたBD-REディスクをレコーダーに入れるだけでそのBDへの予約録画ができる「マイディスク予約」機能、待機時の消費電力を約0.2Wに抑える「エコモード」機能、撮影した映像をサムネイルで選択し、高画質のままHDDに取り込める「ハイビジョンビデオカメラダビング」などを備える。
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