バイコム、植物・野鳥向け定点デジカメ、動画と写真でネイチャー番組風に

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2009/08/18 17:55

 バイコムは8月18日、米Brinno製の定点式デジタルカメラとして、植物の成長などを動画で記録できる「GardenWatchCam(ガーデンウォッチカム)」と、撮影エリアに入ってきた野鳥を自動で写真撮影する「BirdWatchCam(バードウォッチカム)」を9月3日に発売すると発表した。価格は「GardenWatchCam」が1万9800円、「BirdWatchCam」が2万4800円。

「GardenWatchCam」と「BirdWatchCam」

 「GardenWatchCam」は、植物の成長に加え、雲の動きや建物ができる様子など、ゆっくりと変化する光景を動画で撮影できるのが特徴。撮影間隔は「プリセット」の場合が1分、5分、30分、1時間、4時間、24時間の6種類、「カスタム」の場合が5秒から11時間59分まで。撮影距離の設定は約50cmの「マクロモード」と約1m以上の「通常モード」の2種類。

「GardenWatchCam」作品例

 130万画素のCMOSカメラを搭載する。動画のファイル形式はAVIだが、音声は録音できない。設置は付属の杭で地面に立てられるほか、市販のカメラ用三脚にも対応する。サイズは幅9.3×高さ19.2×奥行き5.3cm、重さは約260g。カラーはグリーン。

 「BirdWatchCam」は、撮りたいところに向けてカメラをセットしておけば、動くものを検出した後、20秒間で約20枚の写真を連続撮影する。野鳥だけでなく、犬や猫などペットの普段見せない表情や決定的瞬間を撮るのにも適している。

「BirdWatchCam」作品例

 130万画素のCMOSカメラにモーションセンサーを搭載する。焦点距離は1.5m、2.0m、3.0mの3種類。設置は付属のバンドで木などにくくりつけることができるほか、市販のカメラ用三脚にも対応する。サイズ幅6.9×高さ15.9×奥行き10.7cm、重さは345g。本体は防水機能付きで、ホワイトとブラックのツートンカラー。

 2機種ともに2GBのSDカードが付属する。市販のSDカードは、最大8GBまで対応。電源は単3形アルカリ乾電池4本で、約6か月作動する。

 発売に先駆け、ビックカメラの直販サイト「ビックカメラ.com」内の特設ページにて、8月19日より予約受付を開始。併せて同サイトで「GardenWatchCam」で撮影した動画を公開する。

 また、8月27日から、ビックカメラの有楽町店本館、新宿西口店、池袋東口カメラ館の3店舗において、先行展示を行う。