オリンパスイメージングは6月15日、同社として初めて、デジタル一眼レフカメラの規格「マイクロフォーサーズシステム」を採用したレンズ交換式デジタルカメラ「オリンパス・ペン E-P1」を7月3日に発売すると発表した。価格はオープン。

オリンパス・ペン E-P1

 ラインアップと実勢価格は、本体と交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」をセットにした「オリンパス・ペン E-P1 レンズキット」が10万円前後、、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」をセットにした「オリンパス・ペン E-P1 パンケーキキット」が11万円前後、2本のレンズをまとめた「オリンパス・ペン E-P1 ツインレンズキット」が13万円前後の見込み。なお、ボディ単体は9万円前後で、7月下旬より受注生産となる。

 「マイクロフォーサーズシステム」の採用により、ミラーを廃した本体構造を実現。撮像センサーのサイズを変えずに、フランジバックをおよそ半分に短縮し、同社のデジタル一眼レフカメラ「E-420」と比較して、幅で約8.5mm、高さで約20mm、厚みで約18mm縮小している。また、外観には金属外装によるデザインを施し、やわらかくてシャープな印象に仕上げた。

 4/3型の1230万画素ハイスピードLiveMOSセンサーと、新開発の画像処理エンジン「TruePic V」を採用。高い解像度や自然な色再現が可能なほか、ノイズ低減処理技術により、最大ISO6400までの高感度撮影に対応する。そのほか、4:3、16:9、6:6、3:2の4種類のマルチアスペクト機能や、解像度1280×720および640×480の動画撮影にも対応。動画撮影中はリニアPCMによるステレオ録音も可能。

 背面の液晶画面には、3.0型のハイパークリスタル液晶を採用。ライブビュー画面を見ながら直感的に設定変更ができる「ライブコントロール」機能を備える。カメラのすべての操作ボタン・ダイヤルに対応したアイコンを表示し、メインダイヤルとサブダイヤルのみで、リアルタイムでの設定変更が可能。また、画面上にはカメラの「あおり」と「水平傾き」に対応した2方向の水準器も表示できる。

 そのほか、画像にさまざまな効果を与える「アートフィルター」機能を備え、効果を確認しながら動画/静止画の撮影ができる。さらに、最大4EVステップ分のボディ内手ぶれ補正機構、SSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)によるダストリダクションシステム、最大8人までに対応した「顔検出機能」などを搭載する。

 フラッシュは内蔵せず、外付けタイプをホットシューに接続して使用する。画像の保存形式はRAW/JPEGで、外部メモリはSD/SDHCカードに対応する。本体サイズは幅120.5×高さ70×奥行き35mmで、重さ335g。カラーはシルバーとホワイトの2色。

(左から)M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6(シルバーとブラック)

 なお、製品名称の「オリンパス・ペン」は、同社が59年に発売したハーフサイズカメラの名称として使われていたもの。今回の新製品では「マイクロフォーサーズシステム」という手軽に撮影を楽しめる特徴あるフォーマットや、普遍的な魅力のあるデザインの採用で、より多くの人に写真の楽しさやカメラを持つ喜びを味わってもらいたいということから「オリンパス・ペン」の名を冠したという。

→プロモーションキャラクターに起用された、宮崎あおいさんが出席した製品発表会の記事adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111362');