デル、ハイスペックゲーミングノートPC「Alienware M17x」を日本で発売

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2009/06/03 17:09

 デルは6月3日、日本市場でゲーミングブランド「Alienware(エイリアンウェア)」の展開を開始。第1弾製品として、17インチワイド液晶のハイスペックゲーミングノートPC「Alienware M17x」を直販サイトで発売した。

Alienware M17x

 「Alienware」は、同社の個人向けPCの中でも、ハイエンドに位置づけられるブランド。これまで米国を中心に6か国で展開してきたが、今回、日本を含む全35か国へ展開を拡大する。

 「Alienware M17x」は、ノートPCとしては最上級のスペックを備えたハードコアゲーマー向けのノートPC。BTOに対応し、グラフィックボード「GeForce GTX 280M SLI」を、日本で初めてノートPCに搭載可能。また、キーボード上部のボタンを押せば、内蔵グラフィックの「GeForce 9400M G」と「GeForce GTX」を切り換えられる「Binary GFX機能」を搭載。ネットサーフィンや、メールの閲覧など、ゲーム以外の用途では内蔵グラフィックに切り換え、システム全体の消費電力を240Wから65Wまでカットできる。

 ディスプレイは17インチワイド光沢液晶で、解像度1920×1200と1440×900のものから選択できる。CPUはCore 2 Duo P8600(2.4GHZ)からCore 2 Extreme QX9300(2.53GHz)までをラインアップする。グラフィックボードはGeForce GTX 260M/260M SLI/280M SLIから、メモリは4-8GB、HDDは250GB-1TB、SSDは128GB-512GBをラインアップ。ドライブは、DVDスーパーマルチドライブ、BDコンボドライブ、BDドライブから選択可能。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)またはUltimate(SP1)。

 インターフェイスは、HDMIポート、ディスプレイポートのほか、eSATAポート、PCの電源がオフの状態でもUSB経由での給電が可能なPowerShare USBポートなどを備える。

 デザイン面では、きょう体にアルマイト加工を施したアルミニウムを採用し、耐磨耗性を向上した。また、天面上部とパワーボタンのエイリアンのロゴや、キーボードのイルミネーションが光る。

Alienware M17x(スペース・ブラック)

 プリインストールするソフト「Alienwareコマンドセンター」を利用して、キーボードやエイリアンのロゴ等のイルミネーションのカラー変更や、タッチパッド設定などのカスタマイズが可能。本体サイズは幅406×奥行き321×高さ51.3-53.6mm、重さ5.3kg。カラーはスペース・ブラック、ソーサー・シルバーの2色。

 価格は、CPUがCore 2 Duo P8600(2.4GHZ)、グラフィックボードがGeForce GTX 260M、4GBのメモリ、250GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、OSにWindows Vista Home Premiumの64bit版を採用するモデルで23万9800円。