ソフトバンクM、1000万画素のカメラ搭載など計19機種、フォトフレームも

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2009/05/19 19:02

 ソフトバンクモバイル(孫正義社長)は5月19日、09年夏モデルとして、携帯電話16機種、デジタルフォトフレーム2機種、レノボ・ジャパンのミニノートPCを含めた同社最多の計19機種を、同日から順次発売すると発表した。孫社長は、「やや暗い世の中だが、(豊富なラインアップで)明るく賑やかに攻める」と、夏商戦に向けた意気込みを示した。

左から、桑田真澄さん、江川卓さん、孫 正義社長、樋口可南子さん、上戸彩さん、犬のお父さん、ダンテ・カーヴァーさん

1000万画素のCCDカメラ搭載「933SH」、太陽光でも充電できる「936SH」



1000万画素のCCDカメラ搭載の「933SH」

 携帯電話の新製品は、1000万画素のCCDを搭載した高性能デジカメケータイ「AQUOS SHOT 933SH」や、太陽光でも充電可能なソーラー防水ケータイ「SOLAR HYBRID 936SH」、約3.0インチのサブディスプレイを搭載した防水の「mirumo 934SH」の3機種が目玉。

太陽光で充電できる「936SH」(上)、「934SH」は横置きで充電する(下)


 いずれも動く被写体を手軽に撮影できる機能など、カメラ機能の充実を図ったシャープ製の端末。そのほか、ジョルジオ・アルマーニ氏がデザインを手がけたストレートタイプの「EMPORIO ARUMANIモデル」や、「ディズニー・モバイル」の新モデルも登場した。

EMPORIO ARUMANIモデル

 各種端末の性能のほか、さまざまなコンテンツを楽しめるサービスも拡充。スポーツ情報や芸能ニュースなどの動画を簡単に視聴できる「選べる簡単動画」を5月19日に開始。メールの案内をもとにその場で音楽を購入できる「かんたんミュージック」も6月中旬から開始する。

 「選べる簡単動画」は、「野球(12球団別)」「サッカー」「格闘技」などのオリジナルダイジェスト動画8ジャンル、37コースから選べ、2つのコースまで無料、3つ以降はコースごとに月額525円。一方、「かんたんミュージック」の情報料は無料。ともに、通信料は別途必要。孫社長は「世界の潮流はコンテンツ。ハードの進化とともにソフトも充実させていく」と強調した。

メールで写真を受信できるデジタルフォトフレーム ミニノートPCも登場



デジタルフォトフレーム「Photo Vision HW001」

 さらに今回、メールで送られてきた写真を表示できるデジタルフォトフレーム「Photo Vision HW001」シリーズを投入。同社の携帯電話ショップで販売する。本体に電話番号を割り当て、携帯電話と同じように契約して使用する。発売は6月中旬以降。

 孫社長は、「電源を入れておけば、全自動で写真を表示できることにこだわった」と強調。両親へのプレゼントや、「会社用、自宅のリビング用、寝室用など、10台くらいほしい」と、同製品への期待を熱く語った。

 このほか、レノボ製の10.1型ワイド液晶を搭載したミニノートPC「IdeaPad S10」は、ソフトバンクモバイルの通信モジュールを搭載。購入後すぐにインターネットが利用できる。発売は今夏以降で、販売店は未定。

レノボ製のミニノートPC「IdeaPad S10」

 発表会には、ソフトバンクモバイルのCMに出演している「白戸(ホワイト)家の人々」の樋口可南子さん、上戸彩さん、ダンテ・カーヴァーさん、犬のお父さんが登場。また、「選べる簡単動画」のコンテンツ「野球(12球団別)」に関連して、江川卓さん、桑田真澄さんも登場し、会場を盛り上げた。