PCと大画面テレビをつなぐ! HDMI端子搭載ノートPCランキング

特集

2009/03/12 19:30

 PCに保存にしたハイビジョンコンテンツをリビングの大画面テレビで見たい、そんな時に活躍するのが、デジタルコンテンツの画質・音質を劣化させることなく伝送できるHDMI端子だ。そのHDMI端子を搭載したノートPCが増えつつある。そこで今回は、「BCNランキング」で、HDMI端子搭載モデルに限ったノートPCのランキングを紹介しよう。


PCとテレビをつなぐなら、映像・音声の劣化のないHDMI端子で!



 HDMI端子は、デジタル家電向けのインターフェイス。映像と音声、制御信号を1本のケーブル(HDMIケーブル)でデジタルデータのまま伝送できる「HDMI(High-Definition Multimedia Interface)」規格に対応した端子のことで、テレビ側にHDMI入力端子、PC側にHDMI出力端子があれば、ケーブル1本で接続できる。

 データを圧縮せずに伝送するため、画質・音声が劣化しないのが特徴。また、著作権保護技術に対応し、解像度やアスペクト比などの情報も出力機器からテレビに伝送できるため、デジタル放送の場合、番組の仕様にあわせた表示や出力が可能。キレイでカンタン、しかも便利、という優れた端子だ。

上位は09年春モデルが独占 1位はNECの「Lavie L」



 それでは早速、HDMI出力端子を搭載したノートPCの、09年2月の月間ランキングを紹介しよう。なお、カラーバリエーションは合算して集計した。 

HDMI端子搭載ノートPC  シリーズ別販売台数ランキング 2009年2月
順位 メーカー名 品名 型番
1 NEC Lavie L LL750/SG
2 東芝 dynabook TX PATX66HLP
3 NEC LaVie L LL550/SG
4 富士通 FMV-BIBLO NF FMVNFC70
5 NEC LaVie L LL370/SG
6 富士通 FMV-BIBLO S FMVSC50
7 NEC LaVie L LL550/RG
8 東芝 Qosmio F40 PQF4086GLR
9 ソニー VAIO type F VGN-FW72JGB
10 ASUS N10Jc N10JC-HV006

BCNランキング」 09年2月月次 <最大パネル>


 1位を獲得したのは、NEC「Lavie L」シリーズの「LL750/SG」。天面やパームレスト部にガラスの粒子を散りばめた塗料を使用し、見る角度によって色や輝きが変化するデザインを採用。液晶サイズは15.4インチで、CPUにCore 2 Duo P8600(2.40GHz)、4GBのメモリ、320GBのHDDを搭載する。

LL750/SG

 2位には東芝「dynabook TX」シリーズの「PATX66HLP」が入った。CPUにCore 2 Duo P8600(2.4GHz)を搭載し、HDDは320GB。液晶画面を比率16:9の16型ワイドに大型化し、AVコンテンツを画面いっぱいに表示できるのが特徴だ。

PATX66HLP

 4位は、富士通「FMV BIBLO NF」シリーズの「FMVNFC70」。CPUがCore2 Duo P8600(2.40GHz)で、メモリ容量は2GB、HDDが320GB。また、東芝の「PATX66HLP」同様、画面比率が16:9の15.4型の液晶ディスプレイを備える。発売時期の関係もあり、1位をはじめ、各メーカーの09年春モデルがランキング上位を占める結果となった。

FMVNFC70

 HDMI端子は、まず薄型テレビレコーダー、ハイビジョン対応のビデオカメラで普及が進み、昨年あたりから、中・上位モデルを中心にノートPCにも搭載されるようになってきた。08年2月の「BCNランキング」によると、ノートPC全体におけるHDMI端子の搭載率はおよそ3割。ここまで増えた背景には、デジタル放送の録画データやデジタルビデオカメラで撮影した映像など、ハイビジョン映像を扱う機会が一般的になり、大画面でPC内のコンテンツを楽しみたい、といったニーズの高まりがあるようだ。

 たとえば、親戚や友人に旅行の写真やビデオを見せたいと思ったとき、ノートPCの液晶ディスプレイでそのまま鑑賞するのは物足りない。そんな時に、HDMIケーブルでテレビと接続すれば、大画面で臨場感ある映像が楽しめるだろう。持ち運びな容易なノートPCならば、テレビにつなぐのもカンタン。活用の幅を広げるという点でも、ノートPCを選ぶ際は、HDMI端子の有無も気にしておいた方がよいだろう。(BCN・山田五大)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで123品目を対象としています。

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