シグマ、一眼レフサイズの撮像素子を備えるコンデジ「DP2」を発表

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2009/03/03 13:22

 シグマは3月3日、大型の撮像素子を搭載するコンパクトデジタルカメラ「DP2」を正式発表した。価格はオープンで、発売日と実勢価格はともに未定。

DP2

 「DP2」は、08年3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DP1」の後継機種。デジタル一眼レフカメラ「SD14」に採用している1400万画素の「FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサー」を搭載する。

 センサーは20.7×13.8mmで、一般的なコンパクトデジタルカメラが搭載する1/1.8型-1/2.5型センサーの約7-12倍の面積にあたる。RGB全色を3層で取り込むことができるフルカラーイメージセンサーで、シリコンの異なる深さに配置されている3つの層が、センサー表面に近い方から順に青、緑、赤の光を取り込み、画像を生成。立体的で臨場感のある写真を撮影できる。

 「DP1」に搭載した画像処理エンジン「TRUE」をより進化させた「TRUE II」を搭載。そのほか、35mmフィルム換算で41mm相当の画角の、大口径24.2mm F2.8 レンズ、2.5型液晶モニタを備える。外部メモリはSD/SDHCカード、マルチメディアカードに対応する。本体サイズは幅113.3×高さ59.5×奥行き56.1mm、重さ260g。

SIGMA SD15

 また、「DP2」と同様に「FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサー」と、画像処理エンジン「TRUE II」を搭載するデジタル一眼レフカメラ「SIGMA SD15」を現在開発中。3型液晶モニタを備える。価格はオープンで、発売日と実勢価格はともに未定。

 なお、「DP2」と「SIGMA SD15」は、3月3日-5日まで、米・ラスベガスで開催されている「PMA 2009」に出展する。