ソニー、写真に本体内でGPS位置情報を付加できる携帯型のGPSユニット

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2009/02/26 17:38

 ソニーは2月26日、撮影した写真にGPS位置情報を付加できる携帯型のGPSユニット「GPS-CS3K」を3月13日に発売すると発表した。価格は1万8900円。

GPS-CS3K

 移動した位置情報を時刻とともに内蔵メモリに自動記憶するGPSユニット。電源を入れておくと、約15秒間隔で内蔵メモリに位置情報を記録するので、デジタルカメラやビデオカメラとともに携行しながら、撮影した画像データに位置情報を付加することができる。

 位置情報付加には、これまでの製品では、一度本体をPCに接続する必要があったのに対し、新製品はSDメモリ/メモリースティックデュオに対応したメディアカードスロットを新たに搭載。これらのメディアを本体に直接接続すれば、その場で位置情報を付加できるようになった。1回の操作で付加できる情報は最大60件。なお、従来どおりPCに接続しての位置情報付加にも対応する。

 また、付属ソフト「PMB(Picture Motion Browser)」を使えば、PCに取り込んだ旅行の画像や動画のデータを、軌跡とともにオンラインの世界地図「Google Earth」「Google Maps」上に表示することができる。また、オフラインでも付属の日本地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.9 for Sony」上に画像を表示することが可能。なお、「Super Mapple Digital Ver.9 for Sony」は動画には対応していない。

「Google Maps」静止画表示例

 そのほか、GPS電波受信状況や電池残量、現在日時などを表示する液晶も新搭載した。単3形アルカリ乾電池1本で約15時間、単3形ニッケル水素電池で約16時間駆動する。内蔵メモリは約128MB。PCへの出力端子はUSB2.0を備える。本体サイズは幅57×高さ80×奥行き23mm、重さ約70g。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111380');