三洋電機、リニアPCMレコーダーにFM/AMラジオチューナー搭載など4機種

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2009/02/12 17:47

 三洋電機は2月12日、リニアPCMレコーダー3機種とICレコーダー1機種を2月20日に発売すると発表した。価格はオープン。ラインアップは、FM/AMラジオチューナーを搭載するリニアPCMレコーダー「ICR-RS110M」、3つのマイクを前面に配置したリニアPCMレコーダー「ICR-PS503RM」「ICR-PS501RM」、記録媒体にSD/SDHCカードを採用した「ICR-B001M」。

ラジオも楽しめるリニアPCMレコーダー「ICR-RS110M」



ICR-RS110M

 FM/AMラジオの受信や予約録音ができるリニアPCMレコーダー。予約録音ではファイルの種類によって自動的にフォルダに振り分ける機能を搭載。このほか、ラジオの時報を受信して時刻のズレを修正する「時刻自動補正」機能や早聞き・遅聞き・スキップ再生にも対応する。

 内蔵メモリは非搭載で、外部メモリのmicroSD/SDHCカードに音声を保存する。1GBのmicroSDカード付き。録音フォーマットは、サンプリング周波数と量子化ビット数が「44.1kHz/16bit」のPCMとMP3。電源は単3形アルカリ乾電池1本。サイズは幅49.5×高さ113.5×奥行き18mm、電池を含む重さは約92g。カラーはシルバー。実勢価格は2万円前後の見込み。

シーンによってマイクを切り替えられるリニアPCMレコーダー2機種



ICR-PS503RMとICR-PS501RM

 「ICR-PS503RM」「ICR-PS501RM」は前方に3つのマイクを搭載し、利用シーンによってマイクを切り替えられるリニアPCMレコーダー。マイクの種類は、正面の集音に優れた「指向性ズームモノラルマイク」と、周囲の音を360度バランス良く集音する「全方向性ステレオマイク」。

 音楽、会議、講義、口述といったシーンに応じて適切な設定を行う機能「おまかせシーンセレクト」を搭載。任意で選んだ設定も3つまで登録できる。本体にはUSB端子を装備し、ケーブルなしでPCのUSBポートに直接差し込める。

 録音フォーマットは44.1kHz/16bitのPCMとMP3。サイズは幅35.4×高さ103×奥行き13.9mm、電池を含む重さは約53g。記録媒体は、内蔵メモリと別売りの外部メモリmicroSD/SDHCカードに対応する。内蔵メモリの容量とカラー、実勢価格は、「ICR-PS503RM」が4GBでシルバー、2万円前後の見込み。「ICR-PS501RM」は2GBでホワイト、1万5000円前後の見込み。

SDカードに録音できるICレコーダー「ICR-B001M」



ICR-B001M

 記録媒体にSD/SDHCカードを採用したICレコーダー。会議、音楽、セミナーなどの用途に応じて、別売りのメモリカードを使い分けられる。液晶中央部には、本体の動作状況が直感的にわかるメーターを搭載。録音中は音声のレベル、停止中は録音可能なメモリの残量、再生中はファイルの進捗状況が表示される。

 内蔵メモリは非搭載。録音フォーマットはMP3。電源は単4形アルカリ乾電池1本。サイズは幅36.6×高さ96×奥行き13.3mm、電池を含む重さは約51g。カラーはホワイト。実勢価格は7000円前後の見込み。