エプソン、顔料インクを全色に採用した複合機2機種、無線LAN搭載モデルも

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2009/02/10 18:51

 セイコーエプソンは2月10日、インクジェットプリンタ「カラリオ」シリーズで、顔料インクを全色に採用した複合機「PX-601F」と「PX-401A」の2機種を2月19日に発売すると発表した。価格はオープン。

左=PX-601F 右=PX-401A


 ともに、発色性が高く保存性に優れる顔料インク「つよインク200X」を採用。裏写りしにくく、にじみにくい耐水性なので、普通紙でもくっきりとしたコピー/プリントができる。


 上位機種の「PX-601F」は、プリント・スキャン・コピーに加えて、FAX機能および有線・無線LANを装備する。SD/SDHCカード、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、xD-ピクチャーカードなど、24タイプのメモリカードに対応。2.5型液晶を搭載し、チルト機構で見やすい角度に調節できる。


 FAX機能では、モノクロで約3秒の高速電送ができ、さらに最大30枚までの原稿を一気に取り込める「オートドキュメントフィーダー」機能を備える。無線LANはIEEE802.11b/gに対応し、PCや携帯電話とワイヤレス接続できる。印刷速度は、A4文書の場合、毎分カラー37/モノクロ38枚の印刷が可能。本体サイズは幅461×奥行き346×高さ236mm。実勢価格は3万円前後の見込み。カラーはブラック。


 一方、エントリーモデルの「PX-401A」は、PCを立ち上げなくてもカラーコピー機として使うことができる。カラーはホワイト。本体サイズは幅434×奥行き327×高さ185mm。実勢価格は1万円台前半の見込み。

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