カシオ、ツインタッチパネル電子辞書、100コンテンツ収録の高校生モデルなど

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2009/01/08 12:53

 カシオ計算機は1月7日、電子辞書「エクスワード」の新製品として、ツインタッチパネルを搭載する、高校生モデル「XD-SF4800」、中高生モデル「XD-SF2500」、総合モデル「XD-SF6200」、中国語モデル「XD-SF7300」の4モデルを、1月23日から順次発売すると発表した。価格は全てオープン。

左=XD-SF4800(ピンク)右=XD-SF4800(ホワイト・ブックスタイル表示)

 5.3型のメインパネルと手書きパネルの2画面で、漢和辞典「新漢語林」の収録漢字1万4353字を手書き検索できる、ツインタッチパネルを搭載。また、メインパネルの右側には、使用頻度の高い「コンテンツ間のジャンプ」、「コンテンツの選択」などを、タッチ操作で実行できる「クイックパレット」を備える。

 本体の傾きを検知するアクションセンサーを内蔵し、ボディを縦方向に持てば、PC経由で取り込んだ文学作品のテキストデータなどを、「ブックスタイル表示」で読むことができる。また、画面を左右に傾けることでページ送りも可能。そのほか、ボディを相手側に傾ければ、10か国語旅行会話集の例文を相手側に向けて表示することもできる。本体サイズは幅146×奥行き102×高さ19.7mm、重さ約280g。

 高校生モデル「XD-SF4800」は、高校生向け電子辞書として初めて、英語、国語、社会、理科、数学の学習教材を含む100コンテンツを収録。英単語をリズムで覚える「キクタン【Entry】2000」や、正確な発音時の口の形を図で示した「英語の発音がよくなる本」など、英語リスニング教材を拡充した。また、収録されている「朗読国語名作集」と「百人一首」を、縦書きの「ブックスタイル表示」で読むことができる。カラーはホワイト、ネイビーブルー、ピンクの3色。実勢価格は3万5000円前後の見込み。

 中高生モデル「XD-SF2500」は、英語、国語、社会、理科、数学の学習教材を含む80コンテンツを収録。カラーはホワイト。実勢価格は3万円前後の見込み。

 総合モデル「XD-SF6200」は、国語、英語、生活・実用、実務・情報など100コンテンツを収録。カラーはシャンパンゴールド、ブラック、ホワイト、レッドの4色。実勢価格は3万3000円前後の見込み。

 中国語モデル「XD-SF7300」は、中日・日中辞典を含む中国語、国語、英語など61のコンテンツを収録。カラーはシルバーとレッドの2色。実勢価格は4万円前後の見込み。adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111365');