イー・モバイル、シンプルケータイやHSUPA対応のデータ端末など5モデル

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2008/11/06 17:57

 イー・モバイルは11月6日、使いやすさを重視した音声端末「E.T.(H12HW)」や、送信最大1.4Mbpsを実現したデータ通信端末など計5モデルを、11月下旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。


 中国・Huawei Technologies製「E.T.(H12HW)」は、幅47mmというスリムで丸みのあるフォルムが特徴的で、フィット感と使いやすさを重視した。2.2インチのQVGA液晶を搭載するほか、日本語、英語、中国語の3か国語による表示・入力が可能で、各国語でのサイト閲覧にも対応する。また、17の国と地域で利用可能なイー・モバイルの国際ローミングにも対応した。

E.T.(H12HW)

 本体サイズは、幅46.7×高さ106.8×厚さ14.3mm、重さ約90g。カラーはシャンパンシルバーとピアノブラック。初期費用は、長期契約なしの「ベーシックプラン」で3万3980円、2年契約を前提とした「新にねん」プランで9980円。

 データ通信端末は、通話・音楽再生機能を搭載するLongcheer Technology製「H11LC」とUSB接続タイプのHuawei製「D21HW」、Longcheer Technology製「D21LC」、PCカードタイプのNECインフロンティア製「D21NE」、計4モデルをラインアップ。

H11LC

 「H11LC」は、PCと接続して最大受信速度3.6Mbpsの高速データ通信が利用できることに加え、通話機能を搭載したデータカード端末。単体でメールやWeb閲覧はできないが、音楽再生機能を搭載し、携帯オーディオとしても利用可能。最大8GBまでのmicroSDメモリカードに対応し、ディスプレイは1.1インチ有機ELを搭載する。

 本体サイズは、幅36.7×高さ17.2×奥行き91.7mm、重さ約57g。通信速度は、受信最大3.6Mbps/送信最大384kbps。初期費用は「ベーシック」で2万9980円、「新にねん」で5980円。

(左から)D21LC、D21HW、D21NE

 そのほか、「D21HW」「D21LC」「D21NE」の3モデルは、国内で初めて送信最大通信速度1.4Mbpsを実現するHSUPA規格に対応した。なお、最大受信通信速度は7.2Mbps。初期費用は、3モデルともに「ベーシック」で3万6980円、「新にねん」で1万2980円。なお、今回発表した5モデルすべてにおいて、契約時に事務手数料2835円が別途必要。