バッファローなど、「W-SIM」搭載の家庭用無線LANアクセスポイントデバイス

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2008/10/09 15:50

 バッファローとウィルコム、三洋電機の3社は10月9日、携帯可能な家庭用の無線LANアクセスポイントデバイス「どこでもWi-Fi(ワイファイ)」を共同開発し、2009年春を目処にウィルコムから発売すると発表した。価格・発売日は未定。

 「どこでもWi-Fi」は、ウィルコムの超小型通信モジュール「W-SIM」を搭載し、ウィルコムのPHSエリア内ならアクセスポイントとして活用できる無線LANルータ。バッテリーには、通信機器として初めて三洋電機の単3形充電池「eneloop」を採用し、携帯性に優れ、外でも無線LAN環境を構築できる。また、バッファローが開発したプッシュボタン方式の無線LAN簡単設定システム「AOSS」を搭載し、ボタンを押すだけで無線LANの接続設定が行える。

 通信速度は最大204kbps。無線LAN規格はIEEE802.11g/b、ARIB STD-T66。本体サイズは、幅70×高さ110×奥行き30mm、重さ約270g。