日本HP、5色独立インクシステムを採用した複合機など、4機種

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2008/09/30 16:06

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は9月29日、家庭用インクジェットプリンタ「HP Photosmartシリーズ」として、A4複合機3機種とA4プリンタ1機種を10月9日から順次発売すると発表した。量販店と同社直販サイト「HP Directplus」で販売する。

 ラインアップと同社直販サイトでの価格は、A4複合機の「HP Photosmart C5380 All-in-One」が2万2890円、「HP Photosmart C4580 All-in-One」が1万6800円、A4プリンタ「HP Photosmart D5460」が1万2810円。なお、A4複合機の最上位機種「HP Photosmart C6380 All-in-One」はヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップのみの販売で、価格はオープン。実勢価格は2万8千円前後の見込み。

 「HP Photosmart C6380 All-in-One」「HP Photosmart C5380 All-in-One」「HP Photosmart D5460」の3機種は、顔料系ブラック1色と染料系4色の5色独立インクシステムを採用。各インクカートリッジは、使いきった色だけを交換できる。染料系4色は、1.3plと5.2plの2種類のインクを適切な組み合わせで噴射する「デュアルドロップボリューム テクノロジー」に対応し、粒状感が少なく滑らかな階調表現が可能。印刷解像度は9600×2400dpi。「HP Photosmart C4580 All-in-One」は、4色/6色交換式インクシステムを採用する。印刷解像度は4800×1200dpi。

 いずれも本体前面に、デジタルカメラを直接接続してプリントが行える「PictBridge」対応のUSB端子を搭載。別売りの「HP bt500 Bluetoothプリンタアダプタ」を装着すれば、Bluetooth対応の携帯電話やPCからのワイヤレスでプリントができる。対応OSはWindows Vista/XPとMac OS X v10.4、v10.5。

 「HP Photosmart C6380 All-in-One」は、印刷速度がA4モノクロ毎分33枚、カラーは毎分31枚。IEEE802.11g/b対応の無線LANを内蔵する。本来サイズは幅452×奥行き406×高さ207mm、重さ7.5kg。「HP Photosmart C5380 All-in-One」は、印刷速度がA4モノクロ毎分31枚、カラーは毎分30枚で、本体サイズは幅452×奥行き406×高さ207mm、重さ7.5kg。

 「HP Photosmart C4580 All-in-One」は、印刷速度はA4モノクロ毎分30枚、カラーは毎分23枚。IEEE802.11g/b対応の無線LANを内蔵する。本体サイズは幅434×奥行き290×高さ162mm、重さ5.1kg。「HP Photosmart D5460」は、印刷速度がA4モノクロ毎分33枚、カラーは毎分31枚で、本体サイズは幅458×奥行き386×高さ183mm、重さ5.8kg。