コーレル、BDへの書き込みに対応したビデオ編集ソフト「VideoStudio」

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2008/09/12 15:13

 コーレル(田中俊輔社長)は9月11日、ハイビジョン対応のビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio 12 Plus」を9月12日に発売すると発表した。

 08年4月に発売した「Ulead VideoStudio 12」の上位モデル。「12」の基本機能をそのままに、「12 Plus」では、Blu-rayディスク(BD)への書き込み、H.264出力時のカスタマイズ機能、FLVファイルの出力機能を追加した。

 ディスク作成機能では、BDのほかCD R/RW、DVD+/-R、DVD+/-RW、DVD+/-DLへの出力に対応。H.264ファイル出力時のカスタマイズ機能は、フレームサイズを1440×1080と1920×1080から選べ、オーディオチャンネル数もDolby 2ch/5.1chから選択できる。ビデオビットレートは、2237kbps-18000kbpsの範囲で自由に設定可能。なお、BDへの書き込みはMPEG2ファイルで行う。

 また、FLVファイルの出力機能を搭載し、動画共有サイト「YouTube」などFLVファイルでのアップロードを容易にした。これにより、アップロード時に起きるファイル変換後のギャップを解消できる。FLVファイルは、解像度やビットレートの調整も可能。なお、FLVファイルは出力のみの対応で、編集や入力には対応しない。

 編集機能では、米NewBlueが提供するビデオフィルタ71種類を新たに追加。ナイトビジョンや60年代風映像、明滅などカスタマイズ可能なビデオフィルタを揃える。そのほか、マウス操作のみで簡単に編集できる「標準モード」、テンプレートを選ぶだけで自動編集を行う「おまかせモード」、DVテープから好きなシーンだけを選んでそのままDVDを作成できる「クイックDVDウィザード」の3つの編集モードを用意する。対応OSはWindows Vista、XP。

 価格は、通常版が2万0790円、特別優待/アップグレード版が1万5540円、アカデミック版1万2390円、ダウンロード版が1万2000円、アップグレードダウンロード版が9800円。