ソニー、ミニコンポ「ネットジューク」新モデル、160GBのHDDを搭載

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2008/09/09 11:27

 ソニーは9月8日、インターネットからの音楽ダウンロードなど、ネットワーク機能に対応したHDD搭載のミニコンポ「ネットジューク」の新モデル「NAS-M700HD」「NAS-D500HD」を発売したと発表した。価格はともにオープンで、実勢価格は「700HD」が8万5000円前後、「500HD」は6万5000円前後の見込み。

 新製品では、CDやMDをはじめ、PCに保存した楽曲、対応するau(KDDI)の「LISMO」の携帯電話に保存する「着うたフル」の取り込みにも対応した。160GBのHDDを搭載し、最大7040時間の長時間録音が行なえる。取り込み速度は、CDからHDDへの転送が最大で約16倍速、MDからHDDへの転送で約20倍速。

 取り込んだ音声は、ウォークマン専用の接続端子「WM-PORT」を経由し、接続するだけで楽曲の転送が可能。USB端子に対応の携帯電話を接続すると、携帯電話の内蔵メモリや外部メモリーカードに、楽曲の転送が行える。

 高音域の再生帯域を補完する機能「DSEE」を搭載しており、MP3などの高圧縮音源を、原音に近い音質に再現することができる。「NAS-M700HD」は、フルデジタルアンプ「S-Master」を内蔵し、音声信号をすべてデジタル処理することで、音質劣化が極めて少なくクリアで迫力あるサウンドを楽しめる。「NAS-M700HD」はブラック1色、「NAS-D500HD」はホワイトとシルバーのカラーバリエーションを用意する。

 同時に80GBのHDDを搭載するミニコンポ「CMT-E300HD」も発売する。価格はオープンで、予想実勢価格は4万5000円前後。CDの音楽をワンタッチで取り込めるほか、別売りのUSBメモリを利用することで、PCからの音楽の転送が行える。カラーバリエーションは、ピンク、ホワイト、シルバーの3色。