三洋電機、USB出力付きソーラーライトや両面を温める充電式カイロなど

ニュース

2008/09/03 19:01

 三洋電機は9月2日、USB出力付きのソーラーライトと充電式ひざ掛け2モデル、両面が温かくなる充電式カイロ、充電式ポータブルウォーマーを10月10日に発売すると発表した。価格はすべてオープン。

 USB出力付きソーラーライトの「SSL-LT1S」は、独自の高効率な太陽電池を搭載。本体にUSB出力ソケットを備えており、太陽光で発電した電気を内蔵の充電池に溜めておけば、USB対応機器への電力供給ができる。携帯電話の場合、約1回の充電が行える。小型照明として使える高輝度LED「パネルライト」と、懐中電灯として使えるLED「ビームライト」も搭載した。カラーはホワイト。実勢価格は1万6000円前後の見込み。

 充電式ひざ掛けは充電池を内蔵しており、ACコンセントがなくても使うことができる。発熱部のヒーターマットと専用カバーは離すことができるため、ヒーターマットだけを布団や寝袋などに入れて使用できる。コントローラー部はIPX4相当の生活防水に対応する。

 温度は「強モード」と「標準モード」の切り替えが可能で、マイコン制御により温度の上がりすぎを防止する。実勢価格はシシリーホワイトの「ENW-SW1S」が1万3000円前後、スカンジナビアストライプの「ENW-SW2S」が1万円前後の見込み。

 充電式カイロは、熱源のヒーターを2個内蔵して両面で発熱する「KIR-SL1S」、昨年発売したモデルに携帯用の布製ケースが付属した「KIR-S3S」を販売する。実勢価格は「KIR-SL1S」が約5000円、「KIR-S3S」が約4000円の見込み。

 充電式ポータブルウォーマーの「KIR-S5S」は、強モードで約9時間、弱モードを約12時間の使用が可能。昨年発売した従来モデルよりも強モードで1時間、弱モードでは2時間の使用時間での向上を図った。実勢価格は1万5000円前後の見込み。