レノボ・ジャパン(天野総太郎社長)は8月26日、モバイル・ワークステーション「ThinkPad」で17型ワイド液晶搭載の「W700」シリーズと13.3型液晶「SL300」シリーズを発売したと発表した。

 「W700」は、最大WUXGA(1920×1200ドット)まで表示可能な17型ワイドのTFT液晶ディスプレイを搭載。128mm×80mmのデジタイザーとカラーキャリブレーション機能を業界で初めて搭載したのが特徴。デジタルコンテンツ制作やCAD/CAE、製造およびガス・石油業界におけるエンジニアリングなど、データやグラフィックの使用負荷が最も高いユーザーをターゲットにする。「モバイルワークステーションの頂点」をテーマに開発した。


 デジタイザーはワコムの電磁誘導方式(EMR)センサーシステムを採用し、キーボード下のパームレスト部に配置した。なお、電子ペンは側面に内蔵する。また、カラーキャリブレーションは、X-riteとPANTONEのカラーキャリブレーションシステムを採用。セットアップ不要の専用小型センサーにより、外付け製品に比べ、キャリブレーションに掛かる時間を短縮できる。


 価格は最上位モデルの「27585EJ」が73万5000円。デジタイザーとキャリブレーション機能を内蔵するほか、CPUにインテルのCore 2 Extreme QX9300を採用。内蔵メモリ4GB、HDD200GBで、グラフィックスはNVIDIAのQuadro FX3700を、光学ドライブはBlu-rayドライブを搭載する。

 また、42万円の「27574JJ」は、デジタイザーとキャリブレーション機能はないものの、CPUにインテルのCore 2 Duo T9400を採用。内蔵メモリは1GB、HDDは160GBで、グラフィックスは、NVIDIAのQuadro FX 2700Mを搭載する。光学ドライブはDVDスーパーマルチ・ドライブを内蔵する。

 そのほか、7-in-1マルチカードリーダーや5つのUSBポート、ワイヤレスLAN、Bluetooth通信機能を搭載。マルチメディア機能として、外部モニター、VGA、デュアルリンクDVI、ディスプレイ・ポートサポートなどの外部インターフェイスも備える。本体サイズは、幅410×奥行き310×高さ40.6mm、重さ約3.76Kg。


 一方、13.3型液晶搭載の「ThinkPad SL300」は、「Lenovo3000」シリーズの後継モデル。SOHO向けでデザイン性を追及し、天板には黒く光沢のあるトップカバーを採用した。オンライン価格は、OSにWindows Vista Business、CPUにCeleron 575、メモリ1GB、80GBのHDDを搭載した最小構成モデルで13万7550円。OSにWindows Vista Home Premium SP1、CPUにCore 2 Duo P8600、2GBメモリ、250GB・HDDを採用し、指紋センサーやWEBカメラを搭載したハイスペックモデルで17万5350円。