NECは8月5日、個人向けノートPC「LaVie」シリーズの新モデルとして、A4サイズノートPC2機種を8月上旬に発売すると発表した。20-30代の男女向けにデザインを一新し、さらに持ち運んで使えるよう携帯性にも配慮したのが特徴。価格はすべてオープン。


 ラインアップは、店頭モデルとなる「LaVie Nシリーズ」2モデルと、基本スペックを高めたWeb直販モデル「LaVie G タイプN」1モデル。いずれのモデルもOSにWindows Vistaを搭載するほか、13.3型ワイド液晶とデュアルコアCPUを採用した。WebカメラやDVDスーパーマルチドライブも搭載する。本体サイズは幅31×奥行き23.5×最薄部の厚さが3.1cmで、重量は1.97kg。

 情野謙一・PC事業本部商品企画本部商品企画部マネージャーは、「A4サイズのコンパクトノートPCの購入者層は、20-30代が多く、また男性よりも女性が中心。購入時に重視するポイントもデザインが一番で、ファッション性、インテリア性、コンパクトさが求められている」と説明。

 そのため新モデルは、本体の凹凸を可能な限り排した直線的でシンプルなデザインを採用した。また、従来は天版にプリントしていたNECのロゴは、あまり目立たないよう、本体の前面に小さく表示した。ヒンジ部も、本体を閉じたときには見えず、開いたときには裏面と一体化して見えるよう工夫しており、「機械らしくなく、インテリアに溶け込むような」(情野マネージャー)デザインを目指したという。

 店頭販売モデルの「LaVie Nシリーズ」は、統合オフィスソフト「Office Personal 2007 with Office PowerPoint 2007」を搭載する「LN530/RJ」と、「Office Personal 2007」を搭載する「LN500/RG」の2モデルを用意。OSはいずれもVista Home Premium SP1。

 そのほかの主な仕様は、CPUがAMD Athlon X2 QL-60(1.90GHz)、メモリ容量は2GB、HDD容量が160GB。バッテリ駆動時間は約4時間。カラーはモカレイヤード、ピンク、モノトーンの3色。付属のマウスも同系色を採用した。実勢価格は「LN530/RJ」が17万円前後、「LN500/RG」が16万5000円前後の見込み。


 一方、Web直販モデルとなる「LaVie G タイプN」では、CPUはAMD Turion X2RM-70のほか3種類から選択でき、HDDも80-250GBの間で4パターン、OSはVista Ultimate/Business/Home Premiumから選択可能。メモリ容量は最大で4GBで、バッテリ駆動時間も4.8時間と「LaVie Nシリーズ」と比較して高いパフォーマンスも選択できる。

 カラーは「LaVie Nシリーズ」と同様の3色に加え、オリジナルカラーのアクティブオレンジを加えた計4色。実勢価格は最小構成で12万5000円前後の見込み。


 木原真一・PC事業本部営業事業部販売促進部主任は「最近は、デュアルコアを搭載し、Windows Vistaの機能を快適に使えるPCの価格が手ごろになってきたことで、市場は堅調に推移している。その中で、コンパクトA4ノートは今後伸びてくると予想される。NECとして商品を持っていなかった部分であるので、充実させていきたい」と語った。