デルは7月29日、同社史上最小のデスクトップPC「Studio Hybrid(スタジオ ハイブリッド)」を8月末に発売すると発表した。大手家電量販店では各社異なる固定のスペックで販売し、直販サイトでは仕様のカスタマイズに対応する。

 辞書程度の大きさで、角に丸みをもつ小型デスクトップPC。タワー型デスクトップPCと比べて約80%の省スペース化を図った。オプションで802.11a/b/g/n対応の無線LANを内蔵すれば、自室やリビングなど好きな場所に持ち運んで使える。


 外側に装着するスケルトン素材のカバーとして、宝石の名前をモチーフにした「スレートグレー」「ルビーレッド」「サファイアブルー」「クォーツピンク」「ジェードグリーン」「トパーズオレンジ」の6色を用意。カバー単体でも販売し、着せ替えが楽しめる。さらに、竹を素材として用いたカバー「ナチュラルバンブー」も用意する。

 HDMI端子を搭載し、光学ドライブにブルーレイ(BD)コンボドライブを選べば、テレビとつないでBDが視聴できる。付属のスタンドを変形させることで縦横どちらでも設置可能。このほか、標準のデスクトップPCと比べて消費電力を約70%削減し、環境を配慮した。サイズは幅72×奥行き211×高さ197mm、重さは1.8kg。USB接続のキーボードを付属する。マウス、ディスプレイは別売り。


 価格はオープン。実勢価格は、CPUにCeleron 550(2.0GHz)、1GBのメモリ、160GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Basicなどを備える最小構成の場合、7万円前後の見込み。ケース単体の実勢価格はスケルトンタイプが2000円前後、竹タイプが1万円台の見込み。

 「Studio Hybrid」のコンセプトについて、添田貴嗣・サービスマーケティング本部 クライアントサービス プロダクトマネージャは「ノートPCの機構を採用したことで、小型化と省電力、低価格を実現した。ターゲットは、それほど高いスペックを求めない、デスクトップPCの買い替えユーザー」と語り、デスクトップPCの新しい可能性を示した。