iPhone買うなら週末が狙い目? 16GBモデルがランキングトップに再浮上

特集

2008/07/28 14:45

 7月11日の発売以来、品薄状態が続いているソフトバンクモバイルのアップル製携帯電話iPhone 3G。発売から2週間を経過して、徐々にではあるが製品が市場に流れ始めた。「BCNランキング」の集計結果から販売パターンを読み、購入タイミングの狙い目を探る。


 ソフトバンクとアップル両社とも、いつどのくらい販売するかについては明らかにしていないが、毎日集計している「BCNランキング」を見ると、週末に入荷している状況がうかがえる。

 発売日の7月11日には、16GBと8GBモデル合わせた販売台数シェアの速報値で携帯電話の44.9%のを占めたiPhone 3Gだが、翌12日には同7.0%に下落。以降品切れが続き、シェアも大幅に下がっていた。しかし、発売から1週間が経過した18日の金曜日、若干の入荷があったとみられ、16GBモデルが5.3%で2位に浮上した。


 その後やはりシェアを落としたものの、25日の金曜日には、再びまとまった入荷があったと見られ、16GBモデルがシェア7.7%でトップに浮上。26日にはさらにシェアを上げ8.8%でトップを維持している。8GBモデルも1.6%で16位に浮上してきた。どうやら金曜日にある程度の数が入荷しているようだ。

 販売店の中には「25日に緊急入荷した」とするところもあるが即日完売状態。しかし、予約については、「入荷の予定がわからないので受け付けていない」とするところが多い。入荷があった場合は「店頭に張り紙を出して告知」して販売したという販売店もある状況だ。

 いずれの販売店も入荷があったとする報告は金・土・日の週末が多い。iPhone 3Gを入手するなら、しばらくは週末の店頭をこまめにチェックしたほうがよさそうだ。(BCN・道越一郎)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで121品目を対象としています。