ソニーは7月16日、ノートPC「VAIO」シリーズの夏モデルとして、個人向けモデル3モデル、法人向けモデル1モデルの計4モデルを7月19日から順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

 個人向けとして、A4サイズの「VAIO type F[FWシリーズ]」、モバイルタイプの「type Z」「type S」をラインアップ。いずれのモデルもWindows VistaとデュアルコアCPUを搭載するほか、法人モデルと仕様をカスタマイズできるVAIOオーナーメードモデルも用意する。

 「type F [FWシリーズ]」は、16.4型ワイド液晶を搭載したノートPCで、7月19日に発売する。最上位モデルの「VGN-FW70DB」は、2番組同時録画が可能な独自開発の地上デジタルチューナーに加え、テレビ録画・視聴ソフト「Giga Pocket Digital」を搭載する。ブルーレイディスクドライブを内蔵し、ハイビジョン映像の視聴・録画に特化している。

 最小構成の「VGN-FW30B」は、CPUにCore 2 Duo P8400(2.26GHz)、2GBメモリと200GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、実勢価格は18万円前後の見込み。

 「type Z」は、「VGN-Z70B」の1モデルのみで、13.1インチ液晶を搭載したモバイルPCで、8月9日の発売。屋外での使用を想定し、画面の映り込みを抑える「クリアソリッド液晶」を搭載する。バッテリー駆動時間は約9時間。CPUはCore 2 Duo P9500(2.53GHz)、メモリは2GBで、HDD容量は200GB。DVDスーパーマルチドライブも搭載し、実勢価格は25万円前後の見込み。また、法人モデルでは、SSDを2枚搭載可能で、従来のHDDモデルと比べて約3.7倍の高速化ができる。

 同じくモバイルタイプの「type S」も「VGN-SR70B/S」の1モデルのみ。13.3型ワイド液晶に加え、使う場所やシーンに合わせて、機能を切り替えられる「Switch」機能を搭載。「プライベート」「外出先」「会社」の3種類のモードを用意し、よく使うアプリケーションや機能をワンボタンで呼び出せる5つのショートカットが、それぞれのモードごとに設定できる。

 CPUはCoreTM 2 Duo P8400(2.26GHz)、メモリは2GBで、160GBのHDDを搭載する。DVDスーパーマルチドライブを内蔵し、指紋認証にも対応する。発売日は7月19日で、実勢価格は20万円前後の見込み。

 このほか、法人向けモデル「type BZ」は、7月29日から受注を開始する。キーボードに耐水構造を採用し、液体をこぼした場合に、PC内部への到達を遅らせる。また、パワーオンパスワード、ハードディスクパスワード、Windowsログインの3種類のロックに対応するほか、TPMセキュリティーチップによって、ハードディスク内の情報を保護する。

 また、ソニーは今回のモデルから「VAIO」ブランドの意味を再定義。従来は「VAIO=Video Audio Integrated Operation」であった意味を、「VAIO=Visual Audio Intelligent Organizer」と再定義した。今後は質・デザイン・知性の3つの要素によって、製品やサービスの展開を行う。