ジーコンシャス(井手敏和代表取締役)は5月23日、国内で初めてカーボンオフセットの決済を行うことができる携帯サイト「CarbonPASS ケータイ」を5月24日から開始すると発表した。利用は無料。

 カーボンオフセットとは、個人や企業、イベントなどから排出されるCO2を、植林やグリーンエネルギー事業などによってオフセット(相殺)し、地球環境的に中立(ニュートラル)状態に戻すという考え方。「CarbonPASS ケータイ」でオフセットしたCO2は、国連認証の各種プロジェクトによる排出権(CER)の取得に使用する。

 サイトでは「ホーム(家庭)」「ドライビング(車)」「フライト(飛行機)」の各メニューから、水道光熱費を入力することで年間のCO2排出量を診断したり、自家用車の車種や年間走行距離から、その車の1年間のCO2排出量を診断できる。国内・国際線のフライトの出発・到着の空港名を入力すれば、1人分の往復のCO2排出量も算出できる。

 個人で診断・算出したCO2は「CarbonPASS」をクレジットカード決済することでオフセットする。ユーザーが購入した「CarbonPASS」はジーコンシャスで3か月ごとに一括し、同社の排出権管理口座から政府の管理口座の償却勘定へ移転することで、個人削減分として京都議定書に基づく温室効果ガスの削減目標6%にカウントされる。「CarbonPASS」購入者には購入証書とステッカーを送付する。排出権の価格は1トン当たり4200円で計算され、別途手数料1050円が必要。