ソニー、小型スピーカー採用モデルなどホームシアターシステム2種

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2008/05/21 19:05

 ソニーは5月21日、ゴルフボール大のスピーカー採用の5.1chホームシアターシステム「HT-IS100」と、フロント・センター一体型スピーカーを採用したホームシアターシステム「HT-CT100」を、6月25日から順次発売すると発表した。価格はいずれもオープンで、実勢価格は「HT-IS100」が9万円前後、「HT-CT100」が5万円前後の見込み。

 両機種ともHDMI端子を3基搭載し、DVDレコーダーなどを接続し、映像コンテンツを迫力のある音声で楽しめる。また、フルデジタルアンプ「S-Master」により、原音に忠実なサウンドを表現する。「ブラビアリンク」にも対応し、同社の液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」のリモコンでも操作可能。

 「HT-IS100」はゴルフボールサイズのスピーカーを採用し、設置の自由度を高めた5.1chサラウンドシステム。付属のマイクロフォンにより、各チャンネルの距離設定や音量などを自動で補正するため、スピーカーの設置が非対称になっていてもバランスのよい音場を表現する。

 スピーカーは小型ながら出力は45W×5、100W×2でアンプを兼ねたサブウーファーとあわせ総出力425Wを実現した。アンプ部のサイズは、幅23.8×高さ44.1×奥行き43.4cmで、重さは14.5kg。スピーカーユニットはフロントとサラウンド部が幅43×高さ55×奥行き40mmで、重さは1つあたり0.7kg。リモコンレシーバーを含めたセンタースピーカー部は幅46×高さ65×奥行き45mmで重さは0.8kg。発売日は6月25日。

 一方、「HT-CT100」はフロントとセンターを一体化したサテライトスピーカーを採用し、テレビラックの上に置くだけで使用できる、3.1chホームシアターシステム。ウーファーとスピーカーもケーブル1本で接続でき、設置しやすい。独自のデジタル音場処理で、前方のスピーカーだけで3.1chサラウンド音声を再現する「S-Force Pro フロントサラウンド」機能を搭載し、臨場感のあるサウンドが楽しめる。

 出力はサテライトスピーカーが50W×3、サブウーファーが100Wで、総出力は250W。サイズはサテライトスピーカーが幅80×高さ6.8×奥行き6.5cmで重さは2kg、サブウーファーが幅16×高さ50×奥行き36cmで、重さは10kg。発売日は7月15日。