エプソン、「EasyMP」コンセプト対応などビジネス向けプロジェクター9機種

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2008/05/21 10:26

 セイコーエプソン(花岡清二社長)は5月20日、3LCD方式を採用するビジネス向けプロジェクター「オフィリオ」の新モデル9機種を6月上旬から順次発売すると発表した。

 ラインアップは、、解像度WXGA(1280×800ドット)のワイド画面に対応した「EB-G5200W」「EB-1735W」「EB-1730W」「EMP-400W」の4機種と、一般的な解像度XGA(1024×768ドット)の「EB-G5350」「EB-G5100」「EB-1725」「EB-1720」「EMP-823」の5機種。

 天吊などの常設利用向きの「EB-G5350」「EB-G5200W」「EB-G5100」は、高開口率化を可能にした新しいデザインルール「D7」プロセスを採用した独自開発の液晶パネル「HTPS」を搭載。1.8倍のズームレンズを本体前面の中央に位置し、手動で上下左右のレンズシフトも可能。

 このほか、ネットワーク端子(RJ45)を標準装備し、付属のPCソフト「EMP Monitor」を利用すれば、PCから複数のプロジェクタの管理が可能。税別価格は、輝度5000ルーメンで解像度XGAの「EB-G5350」と輝度4200ルーメンで解像度WXGAの「EB-G5200W」が84万8000円、XGAで4000ルーメンの「EB-G5100」は69万8000円。

 モバイルプロジェクターの「EB-1735W」「EB-1730W」「EB-1725」「EB-1720」は、「HTPS」を搭載するほか、光漏れが少なく、高い集光率と小型化を両立する独自のランプシステム「E-TORLランプ」を採用する。1.26mの距離で60型の大画面に投写できる短焦点レンズも備える。

 4機種ともに、輝度は3000ルーメンで、税別価格は、解像度WXGAの「EB-1735W」が44万8000円、「EB-1730W」が、40万8000円、解像度XGAの「EB-1725」は39万8000円、「EB-1720」は35万8000円。

 「EMP-400W」「EMP-823」は、10Wのスピーカーを内蔵したモデル。「EMP-400W」は、超短焦点レンズにより、60型の画面を0.65mの距離で投写できる。WXGAに対応し、輝度は1800ルーメンで、価格は44万8000円。「EMP-823」は輝度2600ルーメン、解像度はXGAで、価格は19万8000円。