NECは5月8日、工場や屋外計測などで使用する業務用コンピュータのノートPCブランド「ShieldPRO(シールドプロ)」で、堅牢性を強化し使い勝手を高めたコンバーチブルタイプの「FC-N22A」を発表した。出荷は6月下旬の予定。価格は30万円前後の見込み。

 同社が04年にOEM(委託製造販売)で発売した、初代のノート型業務用コンピュータから数えて3機種目のモデル。CPUにCore 2 Duo 超低電圧版 U7500(1.06GHz)を搭載。画面には12.1型液晶を採用し、輝度は最低0.5cd/m2から最高750cd/m2まで調節が行える。


 ホコリや水の侵入を防ぐ防塵・防滴性能を示す「IP55」に準拠し、屋外や雨天などの過酷な環境下での利用が可能。マイナス20度から50度までの温度においても安定して動作し、従来機よりも堅牢性を高めた。加えて、側面からHDDが着脱できるほか、タッチペンを画面左下に収納するなど、使い勝手も向上した。


 仕様はOS、メモリの容量、無線LAN、バッテリ、キーボードの文字などがカスタマイズ可能。天板のカラーは、特別注文でシルバー、レッド、ベージュ、グリーン、イエロー、オレンジから選択できる。カードスロットはメモリカード、PCカード、ExpressCardに対応。駆動時間はスタミナタイプのバッテリの場合、最長で12時間。サイズは幅290×奥行き255×高さ47mm、標準タイプのバッテリを含む重さは約2.5kg。保守期間は6年間。


 現在、国内メーカーの業務用コンピュータ市場は、国内よりも海外の方が需要がある。こうした状況を受け、放送・制御販売本部長の前嶋宏氏は「2-3年後には海外・国内を含めて3万台の販売を目指す」と目標を語った。