アップルは4月21日、アップルストア銀座にメディア関係者を集め、アップルストア限定で発売するiPodアクセサリーを中心にした発表会を開催し、各地の店舗限定のケースやiPod専用スピーカーなどを公開した。

●ご当地限定ケースに、サル顔ケースはいかが?

 まずはケース関連。裏面にご当地デザインが施されたアップルストア限定のパワーサポート社製iPodケースだ。iPod touch用とiPod nano用がある。全国7か所のアップルストアで、その土地の図柄のもののみを限定販売。7つ全部そろえるには、全国のアップルストアを行脚するしかないというレアものだ。

 連休中に旅行などで札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡を訪れる機会があれば、お土産代わりに手に入れるのもいいだろう。発売は4月20日。ゴールデンウィーク期間中だけ販売されるが、数量限定なので、連休の終わりを待たずに売り切れる可能性もありそうだ。


 地名とともに描かれているイラストは、渋谷店が忠犬ハチ公、銀座店がアップルストア銀座の店舗ビル、札幌店は時計台、福岡店は太宰府天満宮、心斎橋店は大阪城、名古屋店は名古屋城の金のしゃちほこ、仙台店は伊達政宗。iPod touch用の価格は2680円。iPod nano用も、デザインはiPod touch用と同じ。touchに比べると面積が小さいので、その分イラストが大きく見える。価格は2280円。ケースの材質はポリカーボネート。前面は薄いグレーの半透明で、底側はマットブラック。イラストが施されている裏面は薄くラバーコーティングされているという凝った加工になっている。

 一度見たら忘れない独特の「サル」とドクロのモノグラムのiPodケースは、どちらもPaul Frank製。お洒落な色使いとファッションセンスあふれるデザインで、アメリカを中心に世界中で人気のショップブランドだ。そのメインキャラクターが、サルの「ジュリアス」。ドクロ柄は「スカービー」という。iPod touch用とiPod nano用があり、いずれも3280円。

 一方、花柄プリントのほうは、米国Contour Impression社製。こちらはiPod touch用のみで、色はピンクとホワイトの2色がある。春らしく、可愛らしいデザインだ。どちらも3680円。アップル製品に花柄の組み合わせで、かつてのiMacフラワーパワーを思い起こすのは私だけだろうか?


 Paul Frankと、Contour Impression、どちらもiPodケースとしては日本初上陸。とくにContour Impression iPod touchケースのほうは、本国アメリカでもまだ発売されていない、日本先行発売となる。どちらのケースも素材はシリコンラバーで、持ったときにしっくりと手になじむ感触だ。

●ポーチ型のポータブルスピーカーに飛行船型の「Zeppelin」

 まるで化粧ポーチのような、お洒落でコンパクトなiPod用スピーカーは、米Sonic Impact社製「i-P23」。アメリカではすでに人気商品になっているようだが、日本には初上陸。ジッパーを開けると、スピーカー部とiPodを載せる本体部分とが現れる。Dockコネクタを備えたiPodなら装着可能。AC電源のほか、乾電池(単3×4本)でも使えるので、アウトドアでiPodの音楽を楽しむにはもってこいだ。ポップでキュートな柄のRoxyとシャープなイメージのQuiksilverの、2つのモデルがある。価格はどちらも12800円。


 Roxyは、ブラウンの地に花柄をあしらったデザイン。ジッパーを開けると本体はホワイトだ。Quiksilverは、ブラックの地にQuiksilverのロゴマークをあしらったデザイン。ジッパーを開けると本体はブラック。同社には他にも魅力的なiPod用スピーカーがあって、それらも日本語化に取り組んでいるそうなので、近いうちにお目にかかれるかもしれない。
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 発表会でとりわけ目を引いたのが、イギリスの名門オーディオメーカーB&W(バウアーズ&ウィルキンス)社製のiPod専用スピーカー「Zeppelin(ツェッペリン)」。B&W社のオーディオシステムは、ビートルズもよく利用していたロンドンのアビーロードスタジオにも採用されているという。そんな同社のiPod専用スピーカーが日本初登場。

 1900年台初頭に一世を風靡した、飛行船ツェッペリン号のようなフォルム。2つの円錐を底面で貼り合わせたような独特の形状だ。横幅は64cmほど。Dockコネクタを備えたiPodを、中央にある金属製のアーム部分に装着して使用する。iPod用スピーカーでは、装着するiPodの、サイズの違いをカバーするために、アダプタを取り付ける必要があるものが多いが、この「Zeppelin」は、金属アームの形状と装着部分のテンションによって、アダプタなしで各種サイズのiPodを装着することができるようになっている。


 アンプ出力は、バスが50W、ミッドレンジ/ツイーターが25W×2で、かなりの迫力がある。中音域よりも、重低音と伸びのある高音域に特徴がある感じのスピーカーで、ボーカル重視のポップスよりも、クラシックやジャズなど楽器の音を堪能する音楽により向いているかもしれない。価格は8万7800円。

 表側はブラックのクロスに包まれていて、裏側はステンレスの鏡面仕上げ。そのデザイン処理がまた美しい。アナログミニジャックと光デジタル入力、S-Videoとコンポジットビデオ出力のポートを備えているので、iPod以外のオーディオ機器と接続して使うことも可能だ。付属のリモコンもつややかな卵形をしたお洒落なもの。作動中は、向かって左側のスピーカー部に青色のLEDが灯る。

●FMトランスミッター「iTrip SE」も

 iPodの中の音楽を、FM電波に乗せてカーステレオやミニコンポに飛ばすことができるのがFMトランスミッター。ドライブ中でも、カーステレオからFM局を選局する要領で、iPodの音楽が聴けるようになる。Griffin Technology社は、早くからiPod用のFMトランスミッターを製品化してきた。その最新作が「iTrip SE」。Dockコネクタを持つすべてのiPodに対応していて、高コントラストのディスプレイを搭載、アップルストアで先行発売する。ブラックとホワイトの2色。充電用ミニUSB端子を搭載し、ミニUSBケーブルが標準で付属する。価格は5800円。


●MacBook Air専用ケースや外付けハードディスク「MyBook Studio」

 iPod関連アイテム以外にも、アップルストア先行発売の周辺機器がいくつかある。Incase Designs社製のMacBook Air専用ケース「Incase Neoprene Sleeve for MacBook Air」。外装は丈夫で軽量なネオプレーン、内装には起毛処理が施されている。ジッパーやボタン類などはなく、スリット部分からMacBook Airを出し入れする構造になっている。MacBook Airの驚異的な薄さを生かした専用ケースだ。価格は4480円。


 MacBook Airの出し入れは、ケースのスリット部分から行う。ケースに収納した状態では、一体中に何が入っているのかわからない。外側はブラックだが、起毛処理が施された内側はホワイト。MacBook Airの魅力的なデザインを損なうことのなく、本体表面に傷を付けないための細心の注意が払われている専用ケースだ。

 最後にWestern Digital社製の外付けハードディスク「MyBook Studio」。MacBook ProやiMacのデザインにマッチしたシルバーボディで、放熱のために開けられた側面のスリットがデザインアクセントになっている。


 アップルストアでは、Mac用にフォーマット済みの状態で先行発売されているので、買ってきたらMacとケーブルでつなぐだけで、MacOS X 10.5 Leopardのバックアップ機能であるTime Machineの保存先として利用することができる。ラインアップと価格は、500GBが2万3800円、1TBが4万8800円。背面ポートには、USB2.0、FireWire 800、FireWire 400、eSATAの4つのインターフェースが用意されている。(フリーライター・中村光宏)