ASUS、牛本革使用モデルやゲーム対応機種などノートPC4製品

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2008/04/21 19:43

 ASUSTeK Computer(ASUS)は4月21日、本革を張り込んだ「U2E」、動画再生や無線対応など高機能を追求した「F8Sg」などノートPC4モデルを4月26日から順次発売すると発表した。価格はすべてオープン。

 「U2E」は本体の天板部分と、手が触れやすいパームレスト部分に牛の本革を使用。使い込むほど革がなじんで独特の風合いが出てくるという。タッチパッド部には指紋認証センサー、ウェブカメラを利用した顔認識といったセキュリティ機能も充実させた。

 CPUはCore 2 Duo 超低電圧版 U7600(1.2GHz)、HDDが120GB、メモリ2GB。ディスプレは11.1型ワイド液晶、光学ドライブはDVDスーパーマルチを備える。OSはWindows Vista Home Premium。サイズは幅277×奥行き194×高さ24.9mm、重さは約1.42kg。実勢価格は24万9800円前後の見込み。

 「F8Sg」は動画再生支援機能を装備。インターネットのストリーミング動画や映画ソフトなどをスムーズに再生が可能。グラフィックボードにエヌビディアの「NVIDIA GeForce 9300M G」を搭載。快適な動作で3Dゲームを楽しむこともできる。

 また、カードリーダー、ウェブカメラに加え、無線LAN、Bluetoothといった無線機能を充実させたほか、指紋認証やTPMといったセキュリティ機能にも力を入れた。

 CPUはCore 2 Duo T8100(2.1GHz)、HDDが160GB、メモリ2GB。ディスプレイは14.1型ワイド液晶。光学ドライブはDVDスーパーマルチ。OSはWindows Vista Home Premium。サイズは幅340×奥行き244×高さ34.8mm、重さが約2.59kg。実勢価格は14万9800円前後の見込み。

 ゲーム機能を強化した「G1Sn」も発売する。ゲームを楽しむために設計を行った機種で、デザインや使い勝手を工夫。キーの一部に、ほかと異なる色のキーを採用して3Dアクションゲームなどで使う操作キーを見てすぐに分かるようにしたほか、全画面表示でのゲーム時にメールのチェックを行える小型液晶を搭載した。

 高速な3Dグラフィックス処理が可能なエヌビディアの「NVIDIA GeForce 9500M GS」をはじめ、CPUにCore 2 Duo T9300(2.5GHz)、2GBのメモリ、250GBのHDDを搭載。ゲームをストレスなく楽しめるハードウェア構成に仕上げた。

 ディスプレイは15.4型ワイド液晶で、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。OSはWindows Vista Home Premium。サイズは幅354×奥行き284×高さ36mm、重さが約3.25kg。実勢価格はOffice同梱の場合が22万9800円前後、なしの場合が20万9800円前後の見込み。

 持ち運びを想定した「W7Sg」も販売する。サイズは幅315×奥行き226.5×高さ29.9mm、重さが約1.95kg。ディスプレイには1280×800ドットの13.3型の高解像度ワイド液晶を採用した。

 CPUはCore 2 Duo T8300(2.4GHz)、HDDが250GB、メモリは2GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。グラフィックボードには高い3D機能を持つエヌビディアの「NVIDIA GeForce 9300M G」を採用した。OSはWindows Vista Home Premium。カラーはホワイトとブラックの2色。実勢価格は19万8000円前後の見込み。