MCJ、iiyamaをマウスコンピューターに吸収合併、国内産業用モニタ事業は売却

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2008/04/01 10:22

 MCJ(浅貝武司社長)は3月31日、子会社でPCやディスプレイを製造するiiyama(廣田重徳代表取締役)と、PCの製造・販売を手がけるマウスコンピューター(小松永門代表取締役)を10月1日付けで合併すると発表した。

 今回の合併ではマウスコンピューターを存続会社として、iiyamaを吸収合併する。iiyamaのオランダにある子会社、iiyama Benelux B.V.については会社分割でiiyamaから分離。MCJが全株式を取得して吸収する。

 MCJでは、iiyamaの国内産業用モニタ事業を東京特殊電線(小泉伸太郎代表取締役)に売却することも発表した。6月2日にMCJが東京特殊電線と譲渡契約を締結。譲渡日は7月1日を予定している。

 MCJでは合併を契機にマウスコンピューター製PCとiiyamaブランドの液晶ディスプレのセット販売を強化する。iiyamaの飯山事業所(長野県飯山市)をマウスコンピューターのPC製造や修理の拠点として活用。外部支払コストを抑制することで資産効率を高め、事業競争力の向上を図る。