ビクターとNHK、共同開発した話速変換技術が大河内記念技術賞を受賞

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2008/03/24 10:17

 日本ビクターは3月21日、日本放送協会(NHK)と行った「話速変換技術機能を搭載したラジオ・テレビの開発」が第54回大河内記念技術賞を受賞したと発表した。

 大河内賞は、財団法人大河内記念会が毎年、各方面からの推薦に基づき、「わが国の生産工学、生産技術の研究開発、および高度生産方式の実施等に関する顕著な功績」に贈呈しているもの。中でも大河内記念技術賞は、「生産工学、生産技術の研究により得られた優れた発明、または考案に基づく産業上の顕著な業績」に対して贈られる。

 今回の受賞対象となった「話速変換技術機能を搭載したラジオ・テレビの開発」は、早口の音声をリアルタイムに、あたかもゆっくりと話しているような速度に話速変換する技術。近年のラジオやテレビの放送が「早口に感じられて聞き取りにくい場合がある」と多くの高齢者が感じている問題を解決するために開発された。

 番組画面との同期矛盾を起こさないように「話速変換アルゴリズム」を研究開発するとともに、そのアルゴリズムをLSI化することで、聴取補助技術「きき楽」として、TV/FM/AMラジオ「RA-BF3」や、デジタルハイビジョン液晶テレビ「LT-47/42/37LH905」などに搭載している。

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