写真の祭典PIE2008、女性向けの「オシャレなカメラバッグ」が花盛り

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2008/03/21 18:51

 東京・有明の東京ビッグサイトで3月19日開幕したアジア最大級の写真・映像の総合展示会「フォトイメージングエキスポ2008(PIE2008)」。デザイン性やブランドを全面に出したカメラバッグの出品が相次いでいる。初心者向けのデジタル一眼レフが普及し、女性ユーザーが増えたことから、カメラバッグメーカー各社は、街中でも使えるような「オシャレ」なバッグの販売に力を入れているようだ。

●デザインやカラーで女性向け「オシャレ」カメラバッグを展開するエツミ

 エツミは米国のカメラバッグブランド「f.64」で、ショルダーバッグ型のカメラバッグ「FMCT」を展示した。ファッション性の高いカメラバッグで、縦のストライプをあしらい、女性が普段でも使えるようなデザインが特徴だ。


 素材には、カビなどによる劣化を抑えるアクリル生地「サンブレラ」を使用。米国のグレンレイブンミルズ社が開発したもので、ヨットの帆布やカフェのパラソルなどでも利用されているという。現在販売中の「ブルー」と「ベージュ」に加え、5月発売予定の「ブラック」も展示した。価格は1万710円。

 また、自社ブランドでも色を重視したショルダー型のカメラバッグ「ベリー」で中型サイズの「ベリーM」を出品した。サイズは奥行き210×幅280×高さ210mmで、重さは430g。従来モデルの「ベリー」よりも幅で約120、高さで40mmほどサイズを大きくした。


 「ベリー」は、特にカラーバリエーションに力を入れており、「ベリーM」ではブラック、グレー、レッド、オレンジ、アーモンドグリーン、ラベンダー、ピンク、プレミアムブルー、ロータスブルーの9色を販売する。

 デザインやカラーを重視しながらも素材には防弾チョッキにも使用されているナイロン素材を採用。内部にはカメラを衝撃などから守るクッション素材を使うなど、カメラバッグとしての機能性も両立させた。5月に発売予定で、価格は7500円。


 エツミでは「初心者向けのデジタル一眼レフを女性も使うようになり、カメラを持ち運ぶバッグも従来の黒色ではない、ファッション性の高いものやカラーバリエーションが重要視されてきている。今後も特に女性ユーザーの獲得に向けてラインアップの拡充を図っていきたい」としている。

●自社ブランドや「タムラック」「ベネトン」と目白押しのケンコー

 ケンコーが展開する自社ブランドのカメラバッグ「アオスタ」は、イタリア北部のアオスタ地方をイメージしたデザインが特徴。現行製品からさらにデザインをブラッシュアップし、より洗練されたなイメージにした。

 ブースでは、この「アオスタ」ブランドを大きくアピール。新しい「アオスタ」シリーズでは、大型のショルダータイプやバックパックタイプが新たにラインアップしたほか、トートバックタイプも新登場。これまでのバッグに満足できなかったユーザーには、機能性とデザイン性を兼ね備えたトートタイプのカメラバッグとして人気を呼びそうだ。ブースではいまのところ参考展示ながら、市場への投入はそれほど待たされることはないだろう。


 同社の取り扱いブランドはこのほか「タムラック」と「ベネトン」がある。「タムラック」は、コンパクトデジカメ用のカメラポーチに新作が登場していた。素材は革で、色遣いに凝っている。カメラポーチも一味違うものにしたいなら要チェックだ。


 一方、「ベネトン」には、デニム生地でカジュアルなイメージのカメラバッグが登場している。落ち着いた感じの素材と色遣いなので、ふだん着にも合わせやすいだろう。カメラバッグ然としていないところも、女性ユーザーなどに支持されそうだ。


●浅沼商会はフィンランドのバッグブランド「ゴラ」を全面に展開

 浅沼商会のブースのイチオシブランドは「ゴラ」。しかし残念ながらカメラバッグではなく、PC用や普段使いのバッグ。とはいえバッグの色遣いとプリント柄はとても目を引いた。


 「ゴラ」はフィンランドのブランド。もともとはノキアとのコラボレーションで、携帯電話用のポーチを開発したのが、バッグ事業の始まりなのだという。北欧メーカーということで、製品の色遣いはエコロジーを意識したアースカラーを基調にしている。


 また、デザイナーが世界中を旅してモチーフを見つけてきたというプリント柄は、ヨーロッパテイストのものや、トロピカルテイスト、アジアンテイストなど様々なパターンがあり、非常に楽しい。今年から積極的に日本国内での販売を展開していくという。「ゴラ」ブランドのカメラバッグも登場も期待できそうだ。

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