ソニーは3月13日、世界で初めてノイズキャンセリング機能をデジタル化し、周囲の騒音を約99%低減するヘッドホン「MDR-NC500D」を4月21日に発売すると発表した。価格は4万9350円。

 従来、ノイズキャンセリング機能はアナログ信号処理で行っていたが、騒音をデジタル信号化して高速処理するDNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンを搭載。ヘッドフォンに内蔵するマイクロホンで検知した騒音にデジタル信号処理を施すことで逆位相の音を発生させ、騒音を約99%低減するという。デジタル方式のノイズキャンセル処理を搭載したヘッドフォンは世界で初めて。

 このほか、アナログ信号処理では得られない綿密なフィルター特性の切り替えを可能にする「AIノイズキャンセリング機能」を搭載。フィルター特性は「航空機内の騒音」「電車やバス社内の騒音」「オフィス、勉強部屋などのOA機器や空調機器の騒音」の3つのモードを用意する。また、キャンセリング時に起こる再生音への影響を補正し、ドライバーユニットの性能を最大限に高める「デジタルイコライザー」も搭載した。

 型式は密閉ダイナミック型で、口径40mmのドライバーユニットを採用。イヤーパッドの表面やクッション材には遮音性に優れた素材を使用し、ノイズキャンセリング性能を高めた。電源はリチウムイオン充電池と単3形乾電池×2。フル充電時の最大使用時間は約16時間。重さは195g。