日本レコード協会は3月4日、07年に日本の音楽産業で活躍したアーティストを表彰する「第22回日本ゴールドディスク大賞」の授賞式を、東京都港区のグランドハイアット東京で開催した。

 携帯電話やPCによる音楽配信の広まりを受け、今年度は「着うた」「着うたフル」「PC配信」部門を新設。さらに、授賞式の様子をストリーミング配信する予定。配信サイトは、PCが「mora」「mora win」、携帯電話が「レコード会社直営♪サウンド」「レコード会社直営♪フル」。

 07年1年間の楽曲の売上金額が最も多いアーティストに授与する「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、邦楽部門はEXILEが、洋楽部門はアヴリル・ラヴィーンが受賞した。EXILEの実績は、アルバムが233万8242枚、シングルが112万3798枚、ビデオが23万3938枚、配信が849万9430ダウンロード。アヴリル・ラヴィーンは、アルバムが100万7164枚、シングルが2万6163枚、ビデオが4092枚、配信が220万2812ダウンロードだった。EXILEのメンバーは、トロフィー授与の際のコメントで「人と人、心と心をつなぐ音楽をこれからも提供していきたい」と抱負を語った。


 このほか、07年にデビューしたアーティストのうち、楽曲の売上金額の合計上位10組に贈る「ザ・ベスト10ニュー・アーティスト」をはじめ、各賞の受賞者が発表された。EXILEや宇多田ヒカルなど、複数の部門を受賞したアーティストもおり、俳優のパク・ヨンハは、「永遠」で、シングルで最も売上枚数の多い作品に授与する「シングル・オブ・ザ・イヤー」(洋楽部門)、日本を除くアジア諸国で活動するアーティストで売上金額が最も多かったアーティストに贈る「ザ・ベスト・エイジアン・アーティスト」の2つを受賞した。


 配信楽曲については、期間中に配信を開始した楽曲で、最も売上が高い楽曲に贈る「『着うた』ソング・オブ・イヤー」「『着うたフル』ソング・オブ・イヤー」の邦楽部門でGReeeeNの「愛唄」が、洋楽部門でアヴリル・ラヴィーンの「ガールフレンド」がそれぞれダブル受賞した。一方、「PC配信ソング・オブ・ザ・イヤー」は、邦楽部門で宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」が、洋楽部門でNe-Yoの「ビコーズ・オブ・ユー」が受賞した。邦楽では、それぞれの部門の売上上位5位までに「ザ・ベスト5『着うた』ソング」「ザ・ベスト5『着うたフル』ソング」「ザ・ベスト5 PC配信ソング」も贈られている。