松下、ハイビジョン動画も撮影できる光学10倍ズームデジカメ「DMC-TZ5」

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2008/02/15 16:38

 松下電器産業は2月15日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」シリーズで光学10倍ズームレンズを搭載した「DMC-TZ5」を3月14日に発売すると発表した。カラーはブラウン、シルバー、ブラックの3色。価格はオープンで、実勢価格は4万7000円前後の見込み。

 07年3月に発売したコンパクトデジカメ「DMC-TZ3」の後継機で、同じ広角28ミリからの光学10倍ズームを搭載し、有効画素数を720万画素から910万画素に増加させた。人物や風景などのシーンをカメラが自動で判別して最適な設定を行う「おまかせiAモード」も進化させ、新たに写真の暗い部分を明るく補正する「暗部補正」機能を追加した。

 動画撮影も1280×720画素のハイビジョンで秒間30コマの撮影が可能になった。動画撮影中のズームもできる。また、従来の赤目軽減フラッシュでは抑え切れなかった、「赤目現象」を撮影と同時にデジタル補正する「デジタル赤目補正」機能を新たに搭載した。

 このほか、最大15人まで顔を検出する「顔認識AF/AE」機能や、撮影した写真にあらかじめ内蔵されている音楽や特殊効果を付けて再生できる「スライドショー機能」を搭載する。

 液晶モニタには3.0型46万画素の低温ポリシリコンTFT液晶を採用。外部メモリはSDカードと大容量のSDHCカードなど。容量50MBの内蔵メモリも備える。本体サイズは幅103.3×高さ59.3×奥行き36.5mm、重さは214g。付属電池の撮影可能枚数は300枚。