キヤノンは、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」シリーズで、A1ノビ用紙サイズに対応する「iPF605」を3月上旬に発売する。税別価格は26万8000円。

 CAD図面やGIS(地理空間情報システム)、大型ポスターなどが出力できるA1ノビ用紙対応の大判インクジェットプリンタ。給紙カセットを排除し、従来機種の「iPF610」と比べて奥行きが140mm少ない省スペース設計となっている。

 CAD図面の高画質化や、少ないインクの量で印刷できる「お試し印刷機能」を新搭載するなど、ドライバソフトウェアやファームウェアを改良した。すでに発売中の機種でも同社のウェブサイトから無償アップデートが可能。Mac OS 10.5専用のプリンタドライバがダウンロード可能で、ポスター作成用のソフトウェア「PosterArtist 2007」の機能限定版「PosterArtist 2007 Lite」を同梱する。

 インクは、染料の4色と顔料のマットブラックを加えた5色の「染・顔料リアクティブインク」を採用。合計1万5360ノズルの高密度プリントヘッドと最小4plの極小インク滴により高精細な印刷が可能で、最高解像度は2400×1200dpi。高速イメージプロセッサ「L-COA」を搭載し、A1サイズのCAD図面を最速33秒で出力できる。

 厚さ1.5mmまでのボードにも直接出力が可能で、大型LCDパネルでインクや用紙サイズなどの情報を確認できる。対応OSはWindows Vista/XP/Server 2003/2000、Mac OS X 10.2.8以降/9.1。サイズは幅997×奥行き670×高さ344mm、重さは45kg。