ペンタックス、笑顔認識機能を搭載したコンデジ「Optio M50」など2機種

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2008/01/24 15:04

 ペンタックス(谷島信彰社長)は1月24日、コンパクトデジタルカメラ「Optio」シリーズで、スタンダードモデルの「PENTAX Optio M50」、初心者向けモデルの「PENTAX Optio E50」の2機種を2月中旬から順次発売すると発表した。価格はすべてオープンで、実勢価格は2月下旬発売の「M50」が2万9800円前後、2月中旬発売の「E50」が1万9800円前後の見込み。

 「M50」は、35ミリフィルムカメラ換算で38-180mmの光学5倍ズームレンズを搭載する。さらにデジタルズーム機能と合わせることで最大で約25.5倍相当の高倍率ズーム撮影ができる。CCDは有効800万画素。

 新たに、笑顔になるとカメラが自動でシャッターを切る「スマイルキャッチ」機能を搭載。専用ボタンを用意し、ワンプッシュで簡単にオン/オフの切り替えが行える。最大15人まで認識可能な「顔認識AF&AE」も搭載する。また、感度を最高ISO6400まで自動的に変化させ、速いシャッタースピードで手ブレや被写体ブレを抑える「Digital SR」モードなど16の撮影モードを備える。液晶モニタは2.5型。

 対応メモリカードは、SD/SDHCメモリーカードで、本体に51.1MBのフラッシュメモリを内蔵する。電源は専用の充電式リチウムイオンバッテリーを使用。サイズは幅95×高さ55×厚さ23.5mm、電池と外部メモリを含めた重さは130g。カラーはシルバー、ピンク、ライトブルーの3色。

 「E50」は、エントリーモデルながら有効810万画素のCCDを搭載。35ミリフィルムカメラ換算で37.5-112mmの光学3倍ズームレンズを搭載し、デジタルズーム機能と合わせれば最大12倍相当のズーム撮影が可能。最大10人までの「顔認識AF&AE」も搭載する。シーンに合った撮影モードをカメラが自動で判断する「オートピクチャー」モードや、ホワイトバランスの調整や露出などの設定を自動で行う「グリーン」モードなど、初心者にも便利な撮影モードを用意する。

 液晶モニタは2.4型。電源には単3形乾電池を2本使用、アルカリ乾電池の使用で約250枚の撮影ができる。対応メモリカードは、SD/SDHCメモリーカードで、本体に約9.5MBのフラッシュメモリを内蔵する。サイズは幅96.5×高さ60×厚さ22mm、電池と外部メモリを含めた重さは165g。