日立、60GBのHDDに約9時間フルHDで記録できるハイブリッドビデオカメラなど

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2008/01/22 15:54

 日立製作所は1月22日、HDDとブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載し、1980×1080万画素のフルハイビジョン(フルHD)記録に対応するデジタルビデオカメラ「DZ-BD9H」など、計4機種を2月7日から順次発売すると発表した。

 ラインアップは、60GBのHDDと8cmBD/DVDドライブを搭載するハイブリッドブルーレイカム「DZ-BD9H」と、60GBのHDDを内蔵するハードディスクカム「DZ-HD90」、HDDと8cmDVDドライブを搭載するハイブリットタイプで、HDD容量30GBの「DZ-HS903」と8GBの「DZ-HS803」の4機種。価格はすべてオープン。実勢価格は、「DZ-BD9H」が18万円前後、「DZ-HD90」が14万円前後、「DZ-HS903」が11万円前後、「DZ-HS803」が9万円前後の見込み。

 「DZ-BD9H」と「DZ-HD90」は、従来より感度を向上させた1/2.8型総画素数約530万画素のCMOSセンサーとフルハイビジョン対応の画像処理回路を採用し、内蔵HDDに1920×1080画素のフルHD画質(HXモード)で約9時間、1440×1080ハイビジョン画質(HSモード)で約18時間の撮影が可能。BDドライブを搭載した「DZ-BD9H」は、本体上で、HDDに記録した映像を8cmBDにダビングすることもできる。ダビングは、指定した日のシーンを自動的に選ぶ「ひにちで」ダビングや、気に入ったシーンを選んでダビングする「えらんで」ダビングなど、4つのモードから選べる。

 HDDのみの「DZ-HD90」も、別売りのブルーレイ対応ドライブと直接接続することで、撮影した映像を12cmBDやDVDにダビングできる。また2機種とも、LEDバックライトを使用した、約21万画素の高輝度2.7型ワイド液晶モニタを搭載する。バッテリー非装着時のサイズと重さは、「DZ-BD9H」が幅80×高さ87×奥行き165mmで約630g、「DZ-HD90」は幅75×高さ69×奥行き126mmで約430g。

 一方、「DZ-HS903」「DZ-HS803」は、内蔵HDDとDVDに通常画質で撮影できるスタンダードモデル。30GBのHDDを内蔵する「DZ-HS903」は高画質モードで約11時間、8GBの「DZ-HS803」は約3時間の撮影が可能。バッテリー非装着時のサイズと重さは、「DZ-HS903」が幅70×高さ89×奥行き123mmで約490g、「DZ-HS803」は幅70×高さ89×奥行き123mmで約450g。