ヤマハ、Dockコネクタ付きオーディオシステム、CDプレーヤーとラジオも搭載

ニュース

2008/01/11 16:42

 ヤマハ(梅村充社長)は1月10日、iPodのDockコネクタとCDプレーヤーをAM/FMクロックラジオに一体化したオーディオシステム「TSX-100」を2月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は6万5000円前後の見込み。

 スロットローディング方式のCDプレーヤーを採用し、MP3、WMAにも対応する。本体上面に装備したDockコネクタにiPodを差し込めば、付属のカード型リモコンからiPod内の曲やプレイリストを選択でき、曲名などの情報は英数字のみ本体のディスプレイに表示できる。また、Dockコネクタに差し込んでいる間は、電源のオン・オフにかかわらずiPodを充電可能。



 45mm口径のスピーカーユニットはチタンコーンを採用し、総合最大出力は12+12W。ヤマハ独自の低音再生技術「ツインSR-Bass」の採用に加え、小さな音量でも良質のサウンドが楽しめるように、音質チューニングを入念に行った。好みに合わせて選べるプリセットイコライザーを4種類搭載するほか、バス・トレブル調整も装備する。

 異なる時刻を2つまでセットできる「デュアルアラーム機能」を装備し、スヌーズ機能にも対応した。就寝時に便利なスリープタイマーやカウントダウンタイマーも装備している。

 カラーは、ディスプレイ表面ときょう体の後部が黒の「ブラック」と、ディスプレイがシルバーできょう体後部がパールホワイトの「シルバー」の2色。周囲に合わせてディスプレイの明るさを自動で3段階に調整する機能も備える。サイズは幅300×奥行き200×高さ141.5mmで、重さは2.7kg。