「鏡音リン・レン」ぶっちぎり、発売直後から大人気のバーチャルユニット

特集

2008/01/11 15:02

 12月27日にデビューしたばかりのバーチャルシンガー男女ユニット「鏡音リン・レン」がヒットチャートでトップに立った。昨年の「初音ミク」に続く「大型新人」で、発売直後にサウンド関連ソフトの販売本数シェア62.2%を記録した。人気ぶりを「BCNランキング」でまとめた。


 メロディと歌詞を入力すれば合成音声が歌い上げてくれる「初音ミク」「鏡音リン・レン」。PC用の音楽合成ソフトだ。第1弾の「初音ミク」は07年8月の発売と同時に音楽性の高さから大きな話題になった。「鏡音リン・レン」はその第2弾。


 シリーズ初の男女ユニットということもあり発売前から注目が集まっていた。女の子が「リン」男の子が「レン」で、いずれも14歳という設定。声の通りが良く、明瞭ではっきりしたサウンドが特徴だ。声を担当するのは声優の下田麻美さん。ゲーム「THE IDOLM@STER(アイドルマスター)」の双海亜美・真美役などを担当している。

 発売日の12月27日には多くのファンが手に入れた模様で、12月第4週(07年12月24日-12月30日)、「BCNランキング」サラウンド関連ソフトの販売本数シェアは62.2%と驚異的な数字を叩き出して早速1位の座についた。


 08年最初の週を含む07年12月31日-08年1月6日の売り上げでも「鏡音リン・レン」がトップを維持しており販売本数シェアは23.6%。2位には「初音ミク」がシェア20.9%で続いている。


 「鏡音リン・レン」にトップを譲る形になった元祖の「初音ミク」だが、実売本数はむしろ伸びている。12月第1週(12月3日-9日)の販売本数を1とした指数の推移では12月の第4週で1.4、次週が1.7と倍増の勢いだ。


 2組の大型新人を次々とデビューさせた結果、クリプトン・フューチャー・メディアは27.6%の年間販売本数シェアも獲得。サウンド関連ソフト部門で「BCN AWARD 2008」を初めて受賞するという、大きなお年玉も手にした。続く第3弾の発売についてもすでに同社はウェブサイト上で発表している。しかし発売時期やキャラクターの名前、担当声優などは未公開。「初音ミク」16歳、「鏡音リン・レン」14歳、次は一体どんなアイドルが誕生するのか、楽しみだ。(BCN・山下彰子)



*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など24社・2200を超える店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで115品目を対象としています。

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