アルプス社、略地図を自動的に生成する実験サービス

サービス

2007/12/12 10:12

 アルプス社(池上充宏C00)は12月11日、同社が運営する次世代地図サービス実験サイト「ALPSLAB(アルプスラボ)」の研究開発の一環として、略地図を自動的に生成する実験サービス「ALPSLAB略地図」を公開した。

 「ALPSLAB略地図」は、ユーザーが入力したルートから自動的に略地図を生成するサービス。ユーザーがルートを設定するたびに、リアルタイムに略地図を更新。完成した略地図を利用できるだけでなく、略地図が生成される過程をリアルタイムに楽しむことができる。

 略地図の基になるルートの入力は、ルート共有サイト「ALPSLAB route」に搭載する「道ピタ」機能を採用。ユーザーが入力したルートから道路に沿った施設名を配置するとともに、ルートに関連する道路を強調し、それ以外の道路を省略するなど、「ALPSLAB」独自の略地図作成アルゴリズムによって、シンプルで見やすい略地図を自動で生成できる。

 「ALPSLAB route」と連携しているため、「ALPSLABroute」に投稿されたルートから略地図を生成することも可能。生成された略地図は、店舗案内や道案内の地図としてブログやホームページに貼り付けられるほか、画像をダウンロードして利用することもできる。同社では、今後もユーザーの意見を取り入れ、略地図デザインの追加や略地図生成アルゴリズムの強化などを行う予定。