KDDI、高速データ通信ができるWINデータカード「W05K」、定額プランも発表

ニュース

2007/11/30 14:45

 KDDIは11月29日、EV-DO Rev.A方式に対応するコンパクトフラッシュ型WINデータカード「W05K」を12月下旬に発売すると発表した。

 「W05K」は、上り最大1.8Mbps、下り最大3.1Mbpsの高速データ通信が可能なコンパクトフラッシュ型WINデータカード。Windows 標準ドライバに対応し、インストール作業の手間が省ける。付属のアダプタを使用することで、PCMCIAスロットでの使用も可能。

 また、「W05K」はデータ通信の料金が定額制になる「WINシングル定額」が利用できる。「WINシングル定額」は、7万2000パケットまでを従量課金とし、それ以上使用した場合には定額制となる料金体系。月額料金は、「W05K」の購入代金を補助する「フルサポートコース」の場合、基本料金が月額3150円で定額の上限が月額6930円。購入代金を補助しない「シンプルコース」の場合は、基本料金が月額2205円で定額の上限が月額5985円となる。

 au携帯電話とセットで利用する場合には、「WINシングルセット割」が適用され、月額料金より315円割引となる。このほか、利用にはISPプロバイダの料金が必要で、「au one net」をはじめとする「PacketWIN/PacketOne」対応プロバイダが利用できる。「ひかりone(au one net)」やADSLサービスの利用者は、通常、月額682円かかるパケットサービス利用料が無料となる。

 また「KDDIまとめて請求」を利用して「WINシングル定額」を契約したユーザー向けに最大10MのADSL回線を提供する「ADSLセット料金」サービスを、08年2月1日より開始する。インターネット利用料、モデムレンタル料込みで月額1575円、「メタルプラス電話」と組み合わせると月額3150円で利用できる。

KDDI=http://www.kddi.com/


■関連記事
本日の機種別ランキング【データ端末・データカード】
BIGLOBE、下り最大3.6Mbpsの高速モバイル接続サービス
KDDI、EV-DO Rev.A方式に対応したコンパクトフラッシュ型データカード