ヒビノ、カーブやウェーブ形状にも対応するLEDディスプレイシステム

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2007/11/16 10:08

 ヒビノ(日比野晃久社長)は11月14日、設置環境によってカーブやウェーブ形状にしても運用が可能な、世界初のフル動画送出ロープ型LEDディスプレイシステム「LumixxLine(ルーミックスライン)」を、11月20日に発売すると発表した。

 「LumixxLine」はロープ型のLEDディスプレイで、円柱への巻き付け、吊り下げなどカーブやウェーブの形状で運用が可能。柔軟性と強度を両立させた特殊ラバーロープ上に、最長10mの範囲で高輝度の3in1 SMD-LED素子を96ドット配列して構築できる。標準モデルとして35mmピッチモデルと70mmピッチモデルを用意。

 35mmピッチモデルは、20平方メートルで252インチ画面相当で、輝度は2000nit。ユニットサイズは幅17.2×全長3964×厚さ14.5mmで重さは740g。一方、70mmピッチモデルは、72平方メートルで490インチ画面相当で、輝度は500nit。ユニットサイズは幅17.2×全長7324×厚さ14.5mmで重さは1480g。

 システムには、ヒビノ製の高性能LEDプロセッサ「DLC-612」を含む。画像伝送には専用ユニットの「DTL-5216F」を搭載しており、「DLC-612」からの映像信号を劣化なく伝送できる。システム価格は、35mmピッチモデルが3300万円、70mmピッチモデルが4000万円。

ヒビノ=http://www.hibino.co.jp/
「LumixxLine」=http://www.hibino.co.jp/topics/pdf/Lumixxline_0711LJ013.pdf


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