京セラ、IP対応の高度化PHS基地局を量産開始、次世代PHS基地局の開発も

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2007/11/13 14:15

 京セラ(川村誠社長)は11月9日、PHSインフラネットワークを完全にIP化し、次世代PHSのバックボーンにも対応する高度化PHS基地局を、12月より量産開始すると発表した。

 これにより、基地局からITXまでのネットワークを既存のISDNからIP網へ変更可能。PHSの高速化に不可欠なバックボーンを完全にIP化でき、PHSの基幹通信回線をすべて光ネットワークに切り替えられる。

 また、ウィルコムのPHS高度化通信規格「W-OAM typeG」で、現行の最大512kbpsから最大800kbpsへの高速化に寄与する。さらに、新型基地局を含むネットワークは、ウィルコムの次世代PHSのバックボーンでもある100Mbpsのデータ通信が可能な光ネットワークを利用する予定。

 京セラは次世代PHSについて05年末より開発に着手し、10月末に実証実験まで完了している。国際的なPHS普及推進団体「PHS MoU」での仕様策定も終了しており、07年末までにはARIB(電波産業会)による標準化が予定されている。今後は実証実験の結果を踏まえ、次世代PHS商用基地局の開発を進める。

京セラ=http://www.kyocera.co.jp/
ウィルコム=http://www.willcom-inc.com/


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