松下、フルHDのまま4倍の長時間録画が可能なHDD内蔵BD/DVDレコーダー

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2007/10/02 21:32

 松下電器産業は10月2日、次世代DVD規格「ブルーレイディスク(BD)」に対応するHDD内蔵BDレコーダー「ブルーレイDIGA(ディーガ)」3機種と、HDD内蔵DVDレコーダー「ハイビジョンDIGA」3機種を11月1日に発売すると発表した。



 「ブルーレイDIGA」は、HDD容量1TBの最上位モデル「DMR-BW900」、500GBの「DMR-BW800」、250GBの「DMR-BW700」、「ハイビジョンDIGA」では、HDD容量500GBの「DMR-XW300」、250GBの「DMR-XW100」、250GBのHDDを搭載したVHS一体型「DMR-XW200V」をラインアップする。



 すべての機種に1チップでフルハイビジョン(フルHD)映像のリアルタイムエンコードに対応した新世代システムLSI「UniPhier(ユニフィエ)」を採用。従来のMPEG-2エンコーダーに加え、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダーを搭載することで、世界で初めてフルHDのまま、従来比4倍の長時間録画を実現した。MPEG-4 AVC/H.264での記録モード(HEモード)を利用すると、50GBのBDディスクに世界最長の約18時間、1TBのHDDに約381時間のフルHD録画ができる。HDDに従来のDRモードで録画した番組を、後からMPEG-4 AVC/H.264での記録モードなどに変換することも可能。

 BD対応モデルは、最大19チャンネル、12時間の高精細表示が可能な「フルハイビジョン番組表」を搭載するほか、BD-Videoの新しいインタラクティブ機能、次世代音声フォーマットを含む高音質出力対応に対応。さらに上位モデル「DMR-BW900」「DMR-BW800」は、対応するテレビとHDMIケーブルで接続すれば、毎秒24コマのプログレッシブハイビジョン映像で記録された映画コンテンツを、映画本来の高画質で楽しめる「1080/24p出力対応」にも対応する。

 チューナーは6機種とも、地上・BS・110度CSデジタルチューナー各2基ずつと地上アナログチューナー1基を搭載し、デジタル放送の2番組同時録画が可能。SDHCメモリカード対応のSDカードスロットも装備し、ワイドテレビの画面いっぱいにフルHD画質で写真を表示する「フルハイビジョンテレ写」に対応する。このほか、同社製薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」のリモコン1つで連携動作が可能な「VIERA Link」、同社製ハイビジョン対応デジタルカメラで撮影した映像をフルHDのままDVDに記録できる「ハイビジョンムービー連携」、留守中の来客を動画で録画できる「ドアホン連携」にも対応する。

 価格はオープン。実勢価格は、「ブルーレイDIGA」の「DMR-BW900」が30万円前後、「DMR-BW800」が23万円前後、「DMR-BW700」が18万円前後、「ハイビジョンDIGA」の「DMR-XW300」が13万円前後、「DMR-XW100」が10万円前後、「DMR-XW200V」が13万円前後の見込み。

 また、録画用の4倍速追記型BDディスク5モデルを11月1日発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は、片面2層50GBの「LM-BR50LAV」が4000円前後、1層25GBの「LM-BR25LAV」が1700円前後、「LM-BR25LAV」の5枚パック「LM-BR25LAP5」、インクジェットプリンタ対応の5枚パック「LM-BR25LAW5」、カラー5枚パック「LM-BR25LAS」がそれぞれ7300円前後の見込み。

 「CEATEC JAPAN 2007」の会場で行われた記者会見で、西口史郎・パナソニックマーケティング本部本部長は、「フルハイビジョンでの長時間録画を可能にした『ブルーレイディーガ』と『ハイビジョンディーガ』でフルハイビジョンの大衆化を目指し、フルハイビッグバンを起こしたい」と意気込みを語った。

松下電器産業=http://www.panasonic.co.jp/


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